タイランド太平記

タイの政治、経済、文化、生活等、自分が興味を持ったことを、自分なりに解釈して書いています。

欧米での海外不動産開発の仕事に20年以上携わってきましたが、アーリーリタイアして、タイに住み始めてもう10年目。
タイに興味がある、タイが好き、将来タイに住みたいという人のために、ジャンルを問わず、不動産のこと以外で思ったままのことをこのブログで書いてみることにしました。
光があれば影があるように、タイにだって悪いところはたくさんあります。
その結果、やはり日本の方がいい、他の外国の方がよさそうだ、と思う人もいて当然であり、人それぞれですが、その判断の参考になればと思います。

旅行

ロックダウン解除後にタイ人が訪れたい場所、ベスト10

人気旅行先ベスト10
これは先日、現地経済紙であるターンセータギット(経済の基礎)に載ったコラム記事で、オンライン旅行予約のBooking.comが、今のコロナウイルスによるロックダウンの最中に行った、タイ人が次に訪れたいと思っている「夢の旅行先」についての調査結果、人気ベスト10です。

人気旅行先ベスト10 2
今は旅行が禁止となっていることから、それでも次には行きたいと思っている、文字通り夢の旅行先というわけです。

嬉しいことに、海外では人気1位に東京と3位に大阪が入りました。これだけ日本に興味を持ち、好んで来てくれるのはタイ人と台湾人ぐらいではないかと思うのです。

一方、中国人旅行者の間でも日本人気は高いのですが、彼らは13億もの人口を抱える大国なので、数の上ではタイや台湾を圧倒的に凌いできました。しかし、日本に興味があるとか、日本が好きだというのもあるでしょうが、爆買い目的というのもあり、一部で非常識な行動を起こす旅行者もいるので、人気の理由がちょっと違うような気もします。

さて、この調査結果で分かったことは、世界全体の旅行者統計と比べた場合、海や山のリゾート地を選ぶ旅行者の世界平均がわずか6%に過ぎないのに対し、タイ人旅行者の場合、21%がリゾート志向ということです。

だから、国内旅行のランキングを見ると、バンコク以外、全部が海浜リゾートかチェンマイの山岳地帯です。特に、意外にもパタヤ周辺の数か所に人気が集まっているのには驚きますが、あの辺はダイビングなどの海の娯楽やスポーツだけでなく、近くに乗馬をしたり家族で行くファミリーパークもあるので、タイ人に人気があるとのことです。

さらに、これもコロナの影響だと思うのですが、今回の調査では海外旅行より国内旅行の方を選ぶ人が増えてきていて、昨年の54%から72%に急増しているそうです。

人気旅行先ベスト10 3
そして、この3つのホテルが、タイ人旅行者が泊まってみたい宿泊施設トップ3とのことです。

フアヒンは、私はまだ行ったことがないのですが、さすが王様の避暑地だけあって、この写真を見るだけでも、リラックスして過ごせそうなよさそうなリゾート地に見えます。そのうち、ぜひ行ってみたいものです。

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タイ人に不評のノックエアはこんなエアライン

不人気のノックエア
今の予定では、5月1日からエアアジアとライオンエアがタイ国内便の運航を再開するようです。

といっても、国営のタイ航空を除く合計8つの民間エアライン全社が再開というわけではないようですが、なぜかノックエアはその前から既に飛んでいて、4月24日にイサーンのナコンシータマラートからドンムアン空港行のフライトで、ほぼ満席状態で飛んだそうです。

ノックエア苦情
この機内の様子を乗客が写真に撮って、苦情をフェイスブックに載せたところを、英字紙The Nationが記事として取り上げ、我々の知るところとなったわけです。

搭乗ガイドライン
大分前から政府は、5月からの運航再開の条件として、隣り合わせで乗客を座らせないようにしてソーシャルディスタンスを取ることというガイドラインを出しているのですが、その場合、全席の約3割を空席にするしかないそうです。


しかし、実はこれには抜け道があり、ソーシャルディスタンシングを維持するために7割しか乗客を乗せてはいけないという政府の規制は、5月1日から施行ということになっていて、厳密には4月24日時点ではまだ大丈夫、というエクスキューズでノックエアは満席状態で飛んだらしいのです。

Transport Minister Saksyam Chidchob said he was aware of the situation and had written to Nok Air urging them to improve their measures to address passenger concerns as soon as possible.

それに対し、運輸大臣はこの件について、早速ノックエアに対してもっと乗客の安全を重視するようにとの注意文を出したということです。

もっとも、もう少し良心的なエアラインなら、国全体がコロナ感染拡大を阻止するための非常事態宣言下にある中、たとえ規制施行前であっても、
乗客の感染リスクを考えたらこんな無茶なことはしないだろうとも思うのですが…。

こういうところで、ナショナルフラッグキャリアではないLCCであっても、乗客の安全を第一に考えるところと、ぞんざいに扱うところの差が出てくるのだろうと思います。

もともと、タイ人の間ではノックエアはサービスが悪いことで評判がよくないのですが、今回の例を見ても乗客の感染リスクのことなどお構いなしに、とにかく客を乗せてしまえという会社の姿勢がうかがえます。

赤字の民間エアライン
今、国営タイ航空も倒産寸前ですが、民間8社のうち6社が赤字転落とこちらも大変です。そんな中でも無給で従業員をレイオフしたり、パイロットを解雇したのは、この記事を読む限りノックエアとノックスクートだけのようで、従業員にも冷たい会社なのかもしれません。日本でいえば、ブラック企業ですかね。

エアライン減給
一方、これは他のエアラインの措置ですが、ほとんどの便が欠航となり、仕事がなくなったものの、それでも多くのエアラインが給料を減らしながらも雇用を維持しようとしているのがわかります。

いずれにせよ、ノックエアの台所事情が大変なのもわかりますが、しかしやっぱりタイ人の間で不評なだけあって、できれば私もこのエアラインには乗りたくないですね。

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コロナの影響はこんなところにも!(その2)

餓死寸前の象2
ช้างกำลังอด! มูลนิธิอนุรักษ์ช้างฯ ขอรับบริจาคช่วยช้าง ได้รับผลกระทบโควิด
ขอความ ช่วยเหลือช้างกันด้วยครับ ตอนนี้ #มูลนิธิอนุรักษ์ช้างและสิ่งแวดล้อม มีผลกระทบอย่างหนัก จาก Covid-19 ทำให้ ไม่มีรายได้ ที่มาจากนักท่องเที่ยว มีช้าง 80 เชือก และสัตว์อื่น กำลังจะอดตาย ผมตรวจสอบแล้วที่นี่ รับดูแลช้างจากที่อื่น มีทั้งพิการและถูกใช้งานมาหนัก ซึ่งเป็นข่าวจริง
ขอท่านผู้มีจิตศัทธาช่วยบริจาค กันคนละเล็กละน้อย สมมุติถ้าคนละ 10 บาท ล้านคนก็ 10 ล้านบาทครับ 5 บาท 10 บาทอยู่กับเราก็ไม่รวยขึ้น ให้ไปก็ไม่จนลง แต่ถ้าหลายคนรวมกันเยอะ ๆ ก็มีค่า ช่วยเหลือ สังคมและผู้อื่นได้ครับ
ที่บัญชี กสิกร ถนนช้างคลาน เชียงใหม่ เลขที่ 407-2-33888- 5 ชื่อบัญชี มูลนิธิอนุรักษ์ช้างและสิ่งแวดล้อ
แชร์ แจ้งข่าวต่อไปกันไปเยอะ ๆ เลยครับ คนละไม้ละมือ ทุกชีวิตจะอยู่ได้ในสถานะการณ์นี้ และผ่านไปด้วยกันได้นะครับ
https://www.matichon.co.th/social/news_2141411
SaveElephantFoundation

訳:象たちが餓死しそうになっています! コロナの影響で飢餓寸前となってしまったこの象たちに寄付を。

象たちを助けて下さい。ここでもコロナの影響は甚大で、観光客が来なくなった結果、収入がなくなり、80頭の象とその他の動物たちが飢えに苦しんでいます。

実際に私も現場へ出向き、この目でその様子を見てきましたが、今は他に頼るあてもなく、できることもない状況です。

できるだけ多くの人からわずかでいいのでタンブン(寄付)をお願いします。100万人の人たちが10バーツずつ寄付するだけで1,000万バーツになるのです。普通の人たちにとって5バーツや10バーツの寄付は大した額ではありません。しかし、何百万人の人たちの寄付が集まれば助けになるのです。

もし寄付をしてもらえるのであれば、カシコン銀行のこの口座に振込んであげて下さい。

以上、この記者が実際に現地に行って見てきた記事ということですが、エレファントパークに来るお客のほとんどは、象が珍しい外国人観光客なのだろうと思います。

その外国人観光客がいなくなった今、なんとかタイ人の助け合いで象たちを飢餓から守ろうとしているわけですが…。

コロナの悲劇
ところで、エレファントパークのようなところもそうですが、コロナの影響で収入がなくなり、困っている地方の話も新聞を読んでいるとよく載っています。

今日もイサーン地方のマハサラカーム県というところで、6歳と生後6カ月の2人の子供を抱えた母親が、浴室で首をつって自殺したという暗い記事が載っていました。

所得格差が激しいタイですが、特に東北のイサーン地方は貧乏な人が多く、この母親は一人で道でヨーグルトを売って生計を立てていたらしいですが、コロナの影響で全く収入がなくなり、子供のミルクを買うお金もなく生活苦で自殺したということです。

タイには生活保護などという社会保障もなく、ここまで追い詰められたのだろうと思いますが、政府の「我々は誰も見捨てない」はずの支援も、この人には5,000バーツが届かなかったのでしょうね。

政府支援
そもそも、その申し込みがネットでやることになっているので、スマートフォンも持ってないような貧乏な人は申請も難しいらしく、こうやって洩れる人もいるのだろうと思います。本当に貧しい人たちは、スマートフォンの月次料金など払えないのです。

私も以前、イサーンに旅行した際、レンタカーを借りて普通の観光客が行かないようなムーバーンと呼ばれる小さな村々を訪れたことがありますが、本当に貧しい村が多く、これが話に聞いていたイサーンかと思ったものです。

さて、今日のニュースでは昨日の新規感染者は、タイ全体でわずか15人にまで減ってきたそうです。ここまでくれば、そろそろ非常事態宣言やロックダウンを解除していくべき時ではないかと思います。

プラユット首相は来週の火曜日、28日に決めるといっていますが、一部では確実を期すために6月まで解除を延期するべきという話も出ています。

しかし、象に限らず、国民も失業して困っている人達の限界が近づいている今、経済活動の再開は生命線です。厳しい規制はそろそろ緩めてもいいのではと思うのですが…。


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コロナの影響はこんなところにも!(その1)

餓死寸前の象1
タイはコロナ感染者数も次第に減り、いよいよ今月末でロックダウン解除が始まる見込みとなってほっとしているところです。

昨日時点での累計死者数は47人と他国に比べれば圧倒的に少ないし、累計感染者数も2,792人です。しかもその内、2,000人が既に回復したので、現時点では800人弱しか感染者がいなくなっていますが、昨日で感染者数が10,000人を超えてまだ増加中の日本とはかなり様子が違います。

そういう意味では、タイはコロナ封じに大成功しているのだと思うのですが、昨日、友人のタイ人がFBでこんな写真をシェアしてきました。

コロナの影響で外国人観光客が激減した結果、各地のエレファントパークが大きな打撃を受けているそうです。

観光産業といえば、
私などはエアラインやホテル、観光バスといったビジネスをすぐに思い浮かべるのですが、もっとローカルなところで、タイ観光人気の1つ、エレファントパークでこんな影響が出ていると知って、ここで書いてみることにしました。

今、タイのエレファントパークでは観光収入が途絶えたために、与える食料が買えなくなり、
この写真のように象たちはやせ衰えて餓死寸前にまで追い込まれているそうです。

日本なら象はちゃんとした経営母体が運営する動物園に居るのがほとんどだと思うし、数もせいぜい数百頭なので、食料がなくて餓死寸前などということはまずないと思います。

しかし、タイの場合、おそらく何千頭もの象が多くの経営基盤がぜい弱な民間が運営するエレファントパークで飼われていて、観光収入がなくなった途端、えさも買えずに干上がってしまうのです。

餓死寸前の象3
何トンもあるあんなでかい象が、これほど痩せこけてしまったのを見ると、可哀そうとしかいいようがありませんが、今さら野生に戻してやっても生きていけないわけですから、象園のスタッフはなすすべもない状況です。

私も以前、アユタヤやパタヤにあるエレファントパークに行ったことがありますが、象使いと一緒に背中に乗って歩き回った後、バナナを買って鼻先に持って行ってやると、当然皮などむかずに丸ごと何本でも食べるのです。

いくらタイはバナナの値段が安いといっても、大量に食べないとあの巨体を維持できないわけですから、それなりの飼育費がかかります。

外国人観光客
それが、昨年まで中国人を筆頭に年間4,000万人もの外国人観光客が来ていたのが、突然の空港と国境の閉鎖で誰も来なくなったのですから、小規模経営のエレファントパークはたちどころに収入が激減し、象たちもみるみるうちにやせ細っていくのです。

正直、来月からロックダウンが解除され、海外からの渡航が再開されたとしても、今後世界経済が大恐慌並みの不況に陥るといわれている今、数千万人もの観光客がすぐに戻ってくることなどまずありえません。

そうなれば、こういうエレファントパークの多くは閉鎖するしかなくなるし、この象たちの命もいくらも先がないのかも、と思ってしまいます。

では次回、この写真に添付されていた記事の内容を簡単に訳してみます。

次回に続く

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藤澤愼二 ฟุจิซาวะ ชินจิ

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