タイランド太平記

タイの政治、経済、文化、生活等、自分が興味を持ったことを、自分なりに解釈して書いています。

欧米での海外不動産開発の仕事に20年以上携わってきましたが、アーリーリタイアして、タイに住み始めてもう10年目。
タイに興味がある、タイが好き、将来タイに住みたいという人のために、ジャンルを問わず、不動産のこと以外で思ったままのことをこのブログで書いてみることにしました。
光があれば影があるように、タイにだって悪いところはたくさんあります。
その結果、やはり日本の方がいい、他の外国の方がよさそうだ、と思う人もいて当然であり、人それぞれですが、その判断の参考になればと思います。

バンコク

ゴールドラインは中国製無人電車で大丈夫?

ゴールドライン3
経済紙のプラチャーチャート・トゥーラギットの記事によると、いよいよゴールドラインが10月下旬には開通する予定で、中国から購入した電車(というかバス?)3つのうち、1つが先に届いたので、来月から早速試運転を開始するそうです。

それと、これはタイで初めての無人電車で、とりあえず2両編成の列車が3つ、つまり6台の車両が10月から自動運転で運行されることになります。ただ、電車とはいいながら、見ての通りタイヤ走行なのでどうも違和感が残りますが...。

関西国際空港でターミナルへ向かう時に乗るタイヤ式無人電車のようなものだろうと思いますが、それなら日本製を使えばよかったのに、と思ったりもしますが、やはり中国製との値段の違いですかね。

ゴールドライン2
ゴールドラインは第1フェーズでは川向うを走るので、外国人不動産投資家にとってみればあまり重要性はないのですが、アイコンサヤームに駅が直結します。10月下旬といえば、コロナが収束して観光客が戻ってきている可能性も高いので、将来外国人観光客などが訪れるようになってくれば、非常に利用価値の高い路線になります。

ゴールドライン1
今の路線図を見ると、わずか3駅間を走る短い路線でわざわざアイコンサヤームの利用客誘致のために作られた新線のようにも思えてしまうのですが、アイコンサヤームはこの路線のために20億バーツ(70億円)以上もの資金を出したということなので、官民一体の開発だと思えば、それも納得できてしまいます。

ゴールドライン4
ところでこの列車、中国で製造したということですが、以前、中国では新幹線の脱線事故があったように、車両運行のノウハウに弱みがある中国製の自動運転で大丈夫なのかと思ったりもします。

もっとも、当面は全部で3つの列車しか走らないのでそんな過密な運行スケジュールでもなく、ガイドレールに沿って走るスカイトレイン方式なので、駅で停まらず通り越して行ったりすることはあっても、大きな事故は起こらないとは思いますが...。

ところで、やはり車両の信頼感や安全性という意味では、さっぱり路線としての人気はないものの、日本製新型車両が走るパープルラインに軍配を上げてしまうのは、やはり日本人としてのひいき目ですかね。

ゴールドライン5
さて、この車両は長さが13メートル弱とBTSスクムビットラインの電車に比べて小ぶりで、その分、ドアも2つしかなく、2車両連結での定員総数も137人とあまり旅客輸送能力はなく、文字
通りライトレールです。

私はアイコンサヤームにはあまり興味はないですが、9月には無料で乗れる試運転期間があるようなので、ぜひその時には乗ってみようと思います。

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PCがトラブったらお勧めの修理ショップ

グリーンショップ
今回はごく日常的などうでもいいような話を書かせてもらいますが、たまにはこういうのもバンコクでの暮らしの一端がわかっていいと思います。

実は3日前、いつもこのブログを書いているデスクトップPCの設定をいじっていたら突然、PCが作動しなくなり、にっちもさっちもいかなくなりました。

これは困ったことになったと、早速自宅のあるオンヌットからBTSに乗ってこのPCを買ったサムローンのショッピングモール、インペリアルワールドにあるグリーンショップという店に持っていったのです。

この店は3年近く前に、駅前のコンドミニアム、メトロポリスの工事進捗状況を視察に行った際に、ついでにインペリアルワールドの中をうろついていた時に見つけたものです。

そこの4階にコンピュータ関連の小さな店が集まっている一角があります。偶然、このグリーンショップに立ち寄り、いろいろと話を聞いていると、OSだけでなく私のようなタイのブロガーにとっては不可欠である
日本語、英語、タイ語の3か国語を縦横に使いこなせる設定にしてもらえるということで、しかもそれが、どんなソフトのダウンロードでも全部でたったの300バーツだというのです。

サムローンはまだまだ外国人も少なく英語もなかなか通じないのですが、むしろ片言の英語で対応してくれるほうがわかりやすい上に、愛想はあまりよくないですが、ちゃんと客のいうとおりに設定してくれるというので気に入りました。

ちょうどその頃、それまで5年ほど使っていたデスクトップPCがスローで調子が悪くなっていたこともあり、思い切って買い替えることにし、この店でCPUからハードディスクまで使用目的に応じて構成してもらったデスクトップを購入したのです。

それ以降、そのPCを使って、このブログや雑誌連載記事だけでなく、インストールしてもらった出版ソフトを使って「続・バンコク不動産投資」とそれ以降の著書をも書いてきました。

しかしそれが、3日前にセッティングの変更をあれこれしているうちに、PCが立ち上がらなくなり、すぐにこのグリーンショップに持って行ったところ、全てのデータはそのままでウインドウズ及びその他のソフトを全部入れなおしてもらったのです。そして、やっぱりそれも300バーツでした。

著書の原稿などのデータのバックアップを取っていなかったので、随分焦ったのですが、データは一切消さずにすんだので、本当に助かったと安堵しました。

サムローンはオンヌットの駅からだとBTSで6駅、わずか10数分とほとんど気にならない距離です。そして、この店はああだこうだと外国人である私の面倒くさい要求にもいちいち対応してくれるのでお勧めです。

別にこの店から宣伝を頼まれているわけでもありませんが、日本人の多くはBTSスクンビットライン沿線に住んでいるので、
もし自分自身のパソコンに問題が生じた場合、修理費の高い街中のパソコンショップに持っていくより、サムローンまでちょっと足をのばしてインペリアルワールド4階のグリーンショップを訪ねてみることをお勧めします。

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やっぱり出てきた緊急指令!

緊急指令
5月3日のお酒解禁初日のことで「集団感染リスクそっちのけでビールに群がる人たち」と題して、地元スーパーのお酒売り場で多くの人が我先にお酒をまとめ買いしようと奪い合いになっていたことを、私の体験を踏まえて伝えました。

その中で、「みんな一応マスクはつけているものの、熱気ムンムン、密集と密着でそれこそコロナ集団感染になっても仕方がない状況でした」と書いたのですが、やはり、これを政府は看過しませんでした。

警察派遣
早速、ソーシャルディスタンシングを徹底するようにという緊急指令の書状が全国に出されました。そして、警察や軍隊までがマクロなどの大きなショッピングセンターに動員され、昨日から厳しいチェックが始まったのです。

Shops across the country saw people buying beer, wine and whiskey in bulk, as a precaution against further prohibition, as the clock struck 11am, the earliest time alcohol can legally be sold.
「午前11時になると同時に、全国のスーパーマーケットではビールやワイン、ウイスキーを箱ごとバルク買いする光景が見られた。次にいつまた販売禁止になるかわからないことを恐れた消費者たちが、一刻も速くまとめ買いしようと集まった」

バンコクポストによると、5月3日のことをこう書いてあったのですが、やはり、朝令暮改のタイ政府のいうことをあまり信用していない、いかにもタイ人らしい行動だと思います。

多分、これが日本だったら、ここまでパニック状態になることはなかったろうと思うのですが…。

ビッグトゥ
それにしても、以前タイの新聞で、プラユット首相は執務室でよく怒鳴っている、ということを読んだのですが、5月3日のこの光景を見て、あれだけ注意したのに、わが国民はいったい何をやってるんだ、とさぞや怒ったことだろうと思います。

もっとも、一昨日のお酒の奪い合いを目の当りにしたら、こうなるのも無理はないと私も思いますが…。

追記:
“บิ๊กตู่” เตือน อย่าให้เห็นภาพแย่งซื้อเหล้า-เบียร์อีก สั่งจำกัดการซื้อ ถ้ามีอีกสั่งปิด-ไม่ให้ขาย แนะผู้ประกอบการตั้งเต๊นท์ให้รอ ลอความแออัด
“ビッグトゥ”の警告、「お酒やビールを争って買うようなことをさせるな!購入を制限しろ。もしまたこんなことがあれば、店を閉めさせお酒の販売を禁止する。店は外にテントを張って客をそこで待たせるなりして、密集を避けるようにしたらどうなんだ」。

このブログを書いたあと、プラユット首相が会見でこのような声明を出しました。気持ちが伝わるようにちょっと荒い口調に訳しましたが、やっぱり怒ってました。しかし、どうやらその怒りは消費者にではなく、お客を制御でなかった
お酒を販売する店側に向いています。

いずれにせよ、タイ人同様、我々も今のうちに十分買いだめしておかないと、
この分ではまた販売禁止になりかねないですね。

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集団感染リスクそっちのけでビールに群がる人たち

酒類解禁日1
昨日はバンコクの待ちに待ったお酒の解禁日でした。

そこで私もビールがなくなっていたので、久しぶりに午後にはビールが飲めると、お酒が買える時間の午前11時ちょうどに、オンヌット駅前のテスコロータスに行きました。

ちなみに、タイは日本のように1日中お酒が買えるわけではありません。法律で午前11時から午後2時まで、そして午後5時から深夜12時までしか販売しません。

ロータスまでわずか徒歩3分なのでもう少し早めに行けばよかったのですが、のん気にちょうど11時に行ったのです。すると、既にお酒売り場は人だかりでなかなか近寄れもしない状態になっていました。

上の写真は、私が行ったスーパーではありませんが、これと似たような感じの修羅場が繰り広げられていて、みんな一応マスクはつけているものの、熱気ムンムン、密集と密着でそれこそコロナ集団感染になっても仕方がない状況でした。政府がお酒解禁を渋っていたのが何となくわかります。

酒類解禁日2
この写真のように、ビールの大びんが1ダース入った重い箱を1人で何ケースも買う人が結構いるのです。私の前にいたタイ人のおばさんなどは、チャーンビールの箱を10箱近くもぶんどっていて、そこから動こうとせず、他のお客が通る邪魔になっていました。

それを1つ取ろうとした白人のおじさんに「触るな、これは全部私のだ」とタイ語で大声で怒鳴っていました。そんなに1人で買い占めたら、他の人が買えなくて困るだろうとも思ったのですが…。

たぶん、これは日本人が政府のいうことなど聞かず、我先にとトイレットペーパーやマスクを争って買った集団心理と同じです。ただし、タイではそれがビールになりましたが…。

お店の方も、1人1ケースまでと日本のように制限すればよかったのでしょうが、こんなことになるとは予想もしてなかったのかもしれません。

酒類販売許可3
もっとも、私は徒歩できているので、そんな重い箱を抱えて帰るわけにはいかず、何とかビアチャーンの大びん3本入りパックを1つだけ買えて、つつましく家に帰ったのですが、やはり、暑いタイではギンギンに冷やした上に、さらに氷を浮かしたビールですね。

ところで、ビール売り場で最初に売り切れたのが象のマークのチャーンビールです。私もこれが一番うまいと思うのですが、日本ではタイを代表するビールはシンハーだと思われているようです。

しかし、私の知る限り、お酒好きの人にあまりシンハービールのファンはいません。Hobsのベルギービールのようにスムーズで香りはいいのですが、上品なだけで日本人の好きな、のどもとをざわつかせてくれるあのシブがないのです。

このオンライン新聞、カーウソットの記事によると歴史的瞬間と茶化していますが、たぶん、そうなのでしょう。そして、これを見越したのかどうか知りませんが、首都圏の一部である、パトゥムタニー県だけは、独自の判断で昨日はお酒の解禁を見送りました。

どうしても買いたければバンコクに行って買え、ということで、自分の県内で集団感染が起こるのを避けて、落ち着いた頃に解禁するつもりなのかもしれませんね。だとすれば、賢い県知事ですが…。

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中古車市場暴落、買うなら今なの?

中古車1
コロナウイルスの感染が始まってからタイの景気は悪くなる一方で、車の販売も落ち込んでいます。特に中古車は個人業者が借地にテントを張ってやっている場合が多いので、資金的に体力もなく、あちこちで店を閉め始めているそうです。

ところで、
日本はお金持ちの人でも燃費のいい軽乗用車に好んで乗るし、最近は車なんか要らないという車離れも進んでいます。

一方、タイは中進国の罠にはまったまま、長期にわたって一人当たりのGDPが低迷していますが、それもあって、車はまだまだタイ人にとってステータスシンボルでもあります。

その結果、悪名高いバンコクの渋滞の中でも、わざわざ燃費の悪い大型車、アコードやカムリに乗ってさっぱり動かないスクムビット通りに乗り入れてくる人が多いわけですが、これも小さい車は貧乏くさいということで人気がないからです。

さて、そんな中、中古車市場で大きな変化が起こりつつあります。特にコロナウイルスで政府が非常事態宣言を出してから、仕事や収入に不安を持つようになった消費者が買わなくなり、中古車の場合、コロナの前に比べてお客が激減したそうです。

วิกฤติโควิด-19 ซัดธุรกิจ"รถยนต์มือ 2" อ่วม กำลังซื้อหาย 40% ไฟแนนซ์ยังเข้มงวดการปล่อยสินเชื่อ ผู้ประกอบการหนีตายยอมขายขาดทุน แถมตลาดป่วนจากการเทกระจาดรถใช้แล้วราคาตํ่าของธุรกิจรถเช่า

「コロナウイルスにより、中古車の購買需要は40%減少し、金融機関のファイナンスも与信基準が厳しいままである。その結果、中古車販売業者は生き残りをかけて赤字覚悟の値引きを行っている。その上、レンタカーで使用された車が格安で売り出されるようになり、中古車の市場価格全体をさらに引き下げている」

これがタイのビジネス紙、ターンセータギットに載った、中古車市場についての現状説明ですが、今までにこれほど中古車が安く買えたことはなかったので、車を探している人にはチャンス、と締めくくっています。

タイでは、お金持ちの人たちは余裕でファイナンスを組み、新車を買えるのですが、中古車を買う顧客の大半がミドルクラスであり、9割が銀行のローンを組んで購入するそうです。

これはコンドミニアムと同じで「完成在庫を狙って強気で指値交渉(その2)」で書いたように、ミドルクラスの実需層が買うのは300万バーツ(1,000万円)以下の廉価物件に集中するように、車に関しても中古車しか買えず、しかも現金買いする余力がないので、ローンを組むわけです。

しかし、最近は景気がさらに悪くなるのが見えていることもあり、銀行の与信も厳しくなっていて、多くの人がローン審査に落ちるのだそうです。

また、レンタカー会社がレンタカーとして使っていた車を格安で放出しているので、これがまた中古車市場の価格を引き下げるということですが、彼らはもうレンタカービジネスで十分元を取ったので、転売で儲けることより、さっさと簿価で処分したいのでしょうから、利鞘を取って儲けなければならない中古車業者では太刀打ちできないでしょうね。

中古車2
その結果、中古車の在庫が掃けなくなり、最近は資金繰りのために損切りをしてでも売らざるを得ない中古車販売業者が増えていて、ここも生き残りをかけ七転八倒しているわけです。

さて、この表がコロナ前と後の中古車実勢相場比較ということですが、なんか、不動産、特に今のバンコクのコンドミニアム市場にも似ています。3割程度の値引きにはもう驚かなくなり、損切りでも完成在庫を処分するデベロッパーも出てきていますが、中古車と同じく、コンドも今は時間の経過とともに価値が落ちていく資産になってしまっているので、不良在庫になる前に何とか早く売り払いたいわけです。

ちなみに、私はオンヌットの駅から150メートルのところに住んでいるので、普通は車は要らないのですが、たまに必要な時はいつも隣のバンジャークまで行ってレンタカーを借りています。

しかし、アメ車と違って、タイでは日本車は価値がなかなか落ちないので、もしそんなに割安で買えるのであれば、幸い、コンドミニアムのパーキングも空いていることだし、ゴルフの時にあると便利なので買ってもいいかなと思っています。

素人なので、この比較表の価格が本当に安いのかどうかはわかりませんが、3年落ちのトヨタ・ヤリスが380,000バーツから約3割ダウンの289,000バーツ(100万円)で買えるのであれば、私にとっては手頃でいいと思うのですが…。

中古車3
ただし、アメ車はやめておいた方がいいです。タイではアメ車はどんどん価値が落ちていって、転売が難しいと聞いています。

それに、最近、シボレーはとうとうタイから撤退を表明し、最大5割引きで在庫処分をしましたが、そもそも銀行が中古のアメ車にはローンを出さないケースが多く、今は安くても、結局、将来転売できなくなるので、あとで後悔することになります。

もっとも、アメ車が大好きで、ポンコツになるまで乗り潰すから構わないというのなら別ですが…。

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お酒の販売禁止は5月末まで再延長!

お酒の販売禁止再延長
つい先ほどの政府決定ですが、お酒の販売禁止は5月末まで延長とのことです。もう1ヵ月以上お酒の販売禁止が続いていて、タイに在住の日本人だけでなく、タイ人の間でも買い置きが底をついてきているというのが実状です。

政府は最初、3月20日から4月20日までということで、お酒の販売を禁止したのですが、その時は多くの人が1か月分の買い置きをしたものの、それが4月末までに延長され、今日また5月末までの再延長です。

しかし、政府がここまで国民の生活に口を出すのは、少しやりすぎではないかとも思うのです。

これまで、
不要不急の外出はするなということで、毎日自宅で仕事をする人や外出を自粛する人も多い中、「タイでも続発するロックダウン・スイサイド」で書いた、31階の自分の部屋から飛び降り自殺した事件のように、ストレスからくる自殺も続出しています。

従って、こういう時こそアルコールはストレス解消にはある意味不可欠でもあるとも思うのですが、とにかく何でも規制してしまえというやり方はどうなんですかね…。

グレース期間
それもあって、実は昨日の時点では5月1日と2日の2日間はグレース期間として、家庭でのアルコールの買い置き買いができるようにするというような政府のサジェスチョンも出ていたのですが、これもいつの間にかなくなってしまい、結局、一番厳しい期限延長ということになりました。

感染者数の推移
ところで、タイは昨日の新規感染者もわずか7人で、累積感染者2,954人の内、既に2,687人が治癒回復しているので治療中の感染者も300人以下です。従って、最近はコロナの感染拡大の勢いも明らかに止まったといっていいような状況です。

にもかかわらず、非常事態宣言だけでなく、アルコール購入もあと1カ月禁止です。

日本では既に1万人以上が感染して、今も毎日200人近い新規感染者が出ていますが、それでもお酒はスーパーやコンビニでいつでも買えるし、それこそこんなことぐらいは自己責任で決めるのが当然だと思える社会です。

一方、タイは国全体でわずか7人しか感染者が出なくなっているのに、
今回のタイ政府の非常事態宣言の延長、夜間外出禁止令の延長、その上、その間お酒も飲んだら駄目という厳しい規制には、たぶん、ほとんどの日本人が理解できないだろうし、もし日本の政府がこんなことをしたら、国民からすごい反発が出るのではないかと思います。

酒類業者の陳情
また、お酒の製造販売業界からも、政府に対して状況は明らかに好転してきているのに販売禁止では納得がいかないということで、今回、かなり圧力をかけていたようですが、これも結局却下されたようです。

そして、新聞記事によると、政府の言い分は、ここで規制を緩めてお酒を飲んでパーティでもされたりしたら、またコロナの感染が広がるリスクがある、ということのようです。

しかし、政府がそこまでああだこうだと口を出すのは、いくら非常事態とはいえ、大人たちを少し子ども扱いし過ぎではないかと思うのですが…。

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緊急避難、外国人は故郷を目指す

コロナ10

昨日、タイ政府が陸上で接する国境を全て封鎖しました。

偶然、このブログで22日の日曜に多くの外国人労働者が母国のミャンマーやラオスに帰るべく、モーチットのバスターミナルに押し寄せていたという記事を紹介したところだったのですが、ひょっとすると、彼らはこの国境封鎖を見越して急いでいたのかもしれません。

しかし、ウドンタニにしろチェンライにしろ、そこにたどり着くまでに10時間以上もバスに乗って、それから国境を渡るバスに乗り換えるのでしょうから、昨日の国境封鎖の前に、間一髪で間に合ったのでしょうか?

タイ政府としては、とにかくバンコクから出るな、という要請をしているのであって、タイ人であろうが外国人労働者であろうが、故郷に帰ってコロナウイルスをバンコクの外に拡散させないためにやっていることなので、外国人労働者に対する悪意はないのでしょうが、彼らの多くは違法労働者でもあり、もし病気にでもなったらどうにもならないという危機感もあるのかもしれません。

しかし、ここでタイ政府に国境封鎖をされると効果てきめんであり、国境を越えられない以上、この国外脱出の流れも落ち着くと思います。ところで、我々日本人もいざとなった時に、果たして日本に帰れるのかと心配になってきます。

コロナ11

特に我々の場合、陸路では帰れず、どうしても空路になりますが、そんな中、22日から始まったタイ民間航空局の外国人入国規制の翌日、ほとんどのエアラインが欠航になる中、バンコクの飛行場にそれでも飛んできた飛行機のことが、ビジネス紙のグルンテープトゥーラギットに出ていました。

それは、ロシアのナショナル・フラッグキャリア(その国を代表するエアライン)のアエロ・フロートです。

見ての通りの大型旅客機が乗客たった3人を乗せて飛んできたのです。この乗客はコロナ陰性証明と10万ドルの医療保険証書を持つロシア人なのか、それとも母国に戻るタイ人なのかはわかりませんが、よくキャンセルしないで飛ばすものだと感心します。

いわずもがなですが、日本のナショナル・フラッグキャリアはJALとANAです。幸い、今のところ減便しながらも飛んでいるようですが、日本人は誰もコロナ陰性証明を取れないので、今の
状況はアエロ・フロートと似たようなもので、バンコクに飛んでくる飛行機に乗っているのは、多分数少ないタイ人だけだろうと思います。

それでも、いざとなった場合、自国に帰れる飛行機が毎日、日・タイ間で飛んでいるというのは心強いものです。何らかの理由で緊急に帰国しなければなくなったときに、日本に行く飛行機が飛んでないというのは非常に怖いことでもあり、採算重視のLCCが欠航するのは仕方がありませんが、日本のナショナル・フラッグキャリアには何とか頑張って飛ばし続けて欲しいものです。

コロナ12

ところで、ターンセータギットによれば、タイのナショナル・フラッグキャリアであるタイ航空はいよいよ危機的状態のようです。

それでもまだ頑張って日本行の便を飛ばしていますが、実態は今回のコロナ騒ぎで相当な赤字を出していて、もう耐えられないのではないか、その上、タイのナショナル・フラッグキャリアとはいえ、タイ政府の援助も見込めないということで、倒産寸前の瀕死の状態という記事が載っていました。

今回のコロナウイルスの世界的蔓延で、体力のないエアラインは淘汰され、航空業界にも一大再編成が起こるのかもしれません。

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母国に逃げ帰る外国人労働者たち

コロナ1

バンコクポストによると、昨日から始まったバンコク都と近隣5県の施設閉鎖で3週間の休みとなった多数の外国人労働者が大挙して母国へ戻ろうと、バスターミナルが混み合ったそうです。

タイ語で労働者のことを「ガマゴン」と呼びます。このガマゴンの中でも、建設現場で働く人が多いのがミャンマー人で、レストラン等のサービス業ではタイ語に近いラオス語を話すことからラオス人が多いとされるのですが、昨日、約8万人がバスターミナルに押し寄せたそうです。

コロナ9

บขส.เผยไม่พบคนแห่กลับภูมิลำเนา
บขส.เผยปริมาณผู้โดยสารเดินทางวันนี้ (22 มี.ค.63) ปกติ ส่วนใหญ่เป็นแรงงานต่างชาติ พร้อมขอความร่วมมือไม่จำเป็นขอให้งดเดินทางเพื่อลดความแออัดในสถานีขนส่งนายจิรศักดิ์

しかし、現地の新聞、ターンセータギットによるとちょっと話が違っていて、上の記事を読むと、昨日、モーチットのバスターミナルからバスに乗ったのはほとんどが母国に帰る外国人労働者であったものの、混み合う中で不要な旅行は控えるようにと要請する必要もないほどで、各バスターミナルはこの写真のように平時と変わらず、特に混み合ってはいなかったようなことをいっています。


2つの新聞で書き方というか、トーンが違うのですが、多分、後者の方が正しい表現なのではないかと思います。

確かに、今のバンコクは人があまり出歩かなくなっていますが、外国人労働者がパニックになって急いで母国に逃げ帰る、というのはちょっと大袈裟なような気がします。

いずれにせよ、あの狭いバスの中に何十時間も居れば、もし一人の感染者がいればクラスター化し、一挙にミャンマーやラオスにも感染者を拡大させてしまうリスクがあるわけです。


しかし、もっと怖いのは、来月、タイの正月でもある夏のソンクラーンが始まれば、日本の盆帰りと同じでタイ国内でバンコクから田舎に帰省する民族の大移動が始まります。そして、地方でもし、コロナの感染が広がれば、病院も不足しているタイの田舎では医療崩壊が起こるかもしれません。

本当にタイミングが悪いとしかいいようがありませんが、ソンクラーンまでに何とかコロナの蔓延が収まればと願うばかりです。

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バンコク都の緊急閉鎖命令

コロナ5

昨夜10時過ぎ、バンコクの日本大使館から以下のメールが届きました。

「本21日夕刻,タイ内務省は公式SNS(タイ内務省広報アカウント)で,バンコク都に近接する5つの県(ノンタブリー県,ナコンパトム県,パトゥムタニ県,サムットプラカン県,サムットサコン県)において,新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の感染拡大予防のために,バンコク都と同様の措置(3月22日から4月12日まで指定する施設の暫定的な閉鎖)を実施する旨発表しました」。

実は、同日、これより先に、バンコク都が独自でこの記事のような緊急命令を下したのですが、タイ内務省も急遽これに追随し、近隣5県すべてでも同様の措置を取らせる決定をしたようです。

ちなみに、このニュースをいち早く聞きつけた日本人の買いだめで、昨日の午後はフジスーパーで多くの人がカート一杯の買い物をしてごった返していたそうです。

私はといえば、2011年の大洪水を覚えているので、とにかく水だけあれば何とかなると思い、近くのコンビニで水をいくつか買ってきただけでした。

また、
このバンコク都のアナウンスには、スーパーマーケットとコンビニは閉めないということが書いてあったので、私は運よくオンヌット駅前に住んでいることもあり、徒歩数分でロータス、ビッグC、トップスのどれにも行けることから、食料買いだめの必要は感じませんでした。

コロナ7


とはいうものの、サイアムパラゴンなどは閉店してしまったので、いわゆる
ห้าง(ハーング)と呼ばれるショッピングセンターにはデパート系とスーパー系の2つがあるのですが、開いているのはスーパーだけのようです。

コロナ6

ところで、最近は、電車の中ではマスクをする、切符を買う時は前の人から2メートル離れて立つ、乗車する前に体温を測る…、ということで、普段はおっとりしたタイ人の生活も次第に神経質になりつつあります。

実は昨日も、翌日から閉鎖されることになったとはつゆ知らず、バンナーのゴルフ練習場に行ってきたのですが、その帰り、汗をどっぷりかいて暑かったので、BTSの中でマスクをしないでいたら、隣に座っていた人が2メートル以上離れていきましたから…。

そんなわけですが、私の場合、コンドミニアムのフィットネスも閉鎖されているし、今回の措置で毎週水曜日のムービーデイによく行っていた映画館も、そしてゴルフ場だけでなくゴルフ練習場までも閉鎖されることになったので、4月12日まで、こんなブログでも書きながら毎日家でゴロゴロするしかなくなってきたわけです。

なんとか今回のバンコク都の緊急命令が功を奏し、タイのコロナ蔓延がストップすればいいのですが…。

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そして誰もいなくなった

コロナ3

このところの外出
や国際便の欠航、外国人の入国規制等で、バンコクのマストランジットシステム各線も乗客が随分減っているという話題です。

空港と都心部を結ぶエアポートリンクなどは、今月初めの時点で1日の利用客が通常8万人から7,000人も減ったとレポートしていましたが、その後、国際便が相次いで欠航となり、外国人の実質入国拒否が始まった現在、今はそんなものではなく、もっと激減しているだろうことは、容易に想像できます。

しかしそれにしても、
このBTS駅構内の写真はちょっと大袈裟にも思えます。昼の12時40分なのに、都心部の駅のホームに誰もいないというのは、たまたま電車が走り去ったその直後に写真を撮ったのではないかと思ったりもするのですが…。

そうはいっても、実は私は最近、街に出て行かないようにしているので、本当のところはよくわかりません。しかしいずれにせよ、タイ経済の至るところで大きな影響が出てきつつあることは間違いありません。


コロナ4


特に、開通当時からさっぱり人気のないMRTパープルラインなどは、今、最低運賃を14バーツ、最大でも20バーツまでと値下げし、かつMRTブルーラインとの乗り継ぎをする場合は、最大70バーツが48バーツになるように運賃設定しているようですが、それでも日中の車内はこんな有様のようです。

ただし、政府としても、マストランジットはバンコクの街の動脈でもあり、利用客が減ってもこれを止めてしまうことはできないといっているので、交通機関が麻痺する心配はなさそうです。

それに、実は当初計画では今年、運賃値上げを予定していたらしいのですが、今はそれどころではなくなったということで、運賃改定は延期したとのことです。


同様に、不動産市場も売買がほとんど凍結状態で、かつ賃貸でも4月からの赴任を予定していた駐在員から、賃貸予約のキャンセルが続出しているそうです。

よくいわれる経済活動の3要素である、ヒト、モノ、カネの動きのうち、今はこのヒトが外に出歩かなくなり、移動もしなくなっているわけで、コロナウイルス、別名「中共コロナ」が猛威を振るっている間はこれも仕方がないことかもしれません。

しかし、中国共産党による隠蔽のおかげで、今、世界中が
本当に迷惑しているわけであり、中国政府に対するアメリカの非難には全く同感です。習近平は世界に対してせめて謝罪くらいしろよ、といいたくなりますね。

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バンコクでもカーイモット(売り切れ)続出

コロナ入国規制

最近、タイ語で「ขายหมด(カーイモット)」、つまり、「売り切れ」と書かれた表示をよく目にするようになりました。

これがコンドミニアムの話ならうれしい限りですが、残念ながらちょっと違います。

数日前も、自宅近くの大型スーパーに買い物に行ったのですが、日本のようにトイレットペーパーがカーイモットになり、ママー(インスタントラーメン)のような保存の効く食品も全部がなくなったわけではありませんが、陳列棚が随分スカスカで品薄になっているのに気が付きました。

ついでに家電売り場も覗いてみたところ、なんと空気清浄機もカーイモットで、展示品はあるのですが、販売在庫が一つもありません。コンドミニアム販売在庫の一掃に苦心する不動産業界とは大違いです。

運よく私は、1月にPM2.5が濃厚になった際に、日本製のプラズマクラスター型空気清浄機を買ったところでしたが、本当かどうか知りませんが、プラズマイオンが室内のコロナウイルスを殺し、HEPAというフィルターがコロナウイルスを除去するらしいです。それで、タイでも空気清浄機がカーイモットなわけです。

また、フードコートにいくと、普段は席がびっしりと並べられているのが、飛沫が飛ばない安全距離は2メートルということで、席と席が2メートル以上離れておいてありました。

それに、タイ政府からの要請で、入国後の2週間は人の集まるところには行かず、毎日朝晩2回、体温を測れということだったので、私も極力、都心部には出かけないようにしていました。そして、体温についても、あちこちの店で体温計を探して回ったのですが、どの店でもカーイモットでした。

そこで仕方がないので、自宅近くのセンチュリープラザの入口でセキュリティが入館者全員の体温を測っていたのでそこで測ってもらったのですが、なんとわずか33.5度しかありませんでした。その結果、この熱感センサーを使った体温計は、額にかざすだけで一瞬で体温を測ってくれるのはいいのですが、実際には大して役に立ちそうにもないことがわかりました。

ところで、今月5日に入国してからやっと昨日でその2週間の経過観察期間も終わったので、なんとなく自由になったような気がしていたのですが、昨日、タイ民間航空局は全ての国の外国人に対し、コロナ陰性証明と10万ドル以上の医療保険証書を持っていなければ、22日以降入国させないとアナウンスしました。

しかし、日本ではそもそも症状がなければ保健所等がコロナの検査をしてくれず、この陰性証明を入手できないので、実質的に日本人は全面的に入国禁止ということになるのではないかと思ったりもするのですが…。

いずれにせよ、私も
タイへ戻ってこられなくなると困るので、来月予定していた日本への一時帰国は一旦延期するしかなさそうです。

ところで、これまで感染者の比較的少なかったバンコクですが、このところ毎日感染者が急増中で、ひたひたとコロナウイルスが自分の身の回りにも近寄ってきているのを感じます。

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藤澤愼二 ฟุจิซาวะ ชินจิ

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