ビッグトゥ
Prime Minister Prayut Chan-o-cha has condemned those who emptied "pantries of sharing" and abused the public's goodwill, saying it must not be allowed to happen again.
プラユット首相は、生活に困っている人達のために市民が寄付した品が置かれているキャビネットから、食料等を盗み出し、その善意を踏みにじった連中に対し、こんなことを二度とするな、と厳しく非難した。

直訳するとこんな感じになってしまいますが、これだけではわからないので、もう少し説明を加えます。

パントリー2
今回のコロナの影響で生活苦に陥った人のために、市民が食料や衣料品を持ち寄って
ตู้ปันสุข(トゥーパンスク)、幸せの共同キャビネットとでも訳すのでしょうか、この写真のような小さなキャビネットに入れて路上で保管し、必要な人に持ち帰ってもらおうという動きが全国で起こっています。

簡単にいえば、日本の助け合い共同募金と似たようなものですが、地域住民の人たちがお金でなくて食料品などを寄付する、地元密着型の助け合いなので、もっと実感がわく助け合いだと思います。

しかし、これを狙って車やバイクで乗り付けて根こそぎ盗んでいく事件が各地で起こっているのです。

パントリー5
最近は、警察も出てきて、巡回したりしているようなのですが、夜中にきて全部盗まれたらもうわかりません。犯人にしてみたら、路上に置いてある鍵もかかってないキャビネットから寄付の品々を盗み出すのですから、いとも簡単なことです。

パントリー1
こういう心無い行いに対して、プラユット首相が、二度とこんなことをするなと怒ったという記事なわけですが、残念ながら、どこの世界にも他人の善意や困っている人の心の痛みがわからない、身勝手なことをする連中はいるものです。

中に入っているものといえば、水やママーと呼ばれるインスタントラーメンなどですが、そんなものでもまとめて全部盗めば、いくらかのお金にはなるのでしょうが…。

パントリー3
こういうところが、タイはまだ貧乏な国なのだなあと感じさせられる反面、タイ人はそれだけ敬虔な仏教徒であり、近所同士の助け合いやタンブンの心があって、この国の良さもわかります。

パントリー4
今回のプラユット首相の怒りは全くごもっともですが、こういう人間臭いところは悪くないですよね。日本でもし、こういうことが起こったとしても、安倍総理がいちいちこんな細かいことに怒るとは思えません。

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