お酒の販売禁止再延長
つい先ほどの政府決定ですが、お酒の販売禁止は5月末まで延長とのことです。もう1ヵ月以上お酒の販売禁止が続いていて、タイに在住の日本人だけでなく、タイ人の間でも買い置きが底をついてきているというのが実状です。

政府は最初、3月20日から4月20日までということで、お酒の販売を禁止したのですが、その時は多くの人が1か月分の買い置きをしたものの、それが4月末までに延長され、今日また5月末までの再延長です。

しかし、政府がここまで国民の生活に口を出すのは、少しやりすぎではないかとも思うのです。

これまで、
不要不急の外出はするなということで、毎日自宅で仕事をする人や外出を自粛する人も多い中、「タイでも続発するロックダウン・スイサイド」で書いた、31階の自分の部屋から飛び降り自殺した事件のように、ストレスからくる自殺も続出しています。

従って、こういう時こそアルコールはストレス解消にはある意味不可欠でもあるとも思うのですが、とにかく何でも規制してしまえというやり方はどうなんですかね…。

グレース期間
それもあって、実は昨日の時点では5月1日と2日の2日間はグレース期間として、家庭でのアルコールの買い置き買いができるようにするというような政府のサジェスチョンも出ていたのですが、これもいつの間にかなくなってしまい、結局、一番厳しい期限延長ということになりました。

感染者数の推移
ところで、タイは昨日の新規感染者もわずか7人で、累積感染者2,954人の内、既に2,687人が治癒回復しているので治療中の感染者も300人以下です。従って、最近はコロナの感染拡大の勢いも明らかに止まったといっていいような状況です。

にもかかわらず、非常事態宣言だけでなく、アルコール購入もあと1カ月禁止です。

日本では既に1万人以上が感染して、今も毎日200人近い新規感染者が出ていますが、それでもお酒はスーパーやコンビニでいつでも買えるし、それこそこんなことぐらいは自己責任で決めるのが当然だと思える社会です。

一方、タイは国全体でわずか7人しか感染者が出なくなっているのに、
今回のタイ政府の非常事態宣言の延長、夜間外出禁止令の延長、その上、その間お酒も飲んだら駄目という厳しい規制には、たぶん、ほとんどの日本人が理解できないだろうし、もし日本の政府がこんなことをしたら、国民からすごい反発が出るのではないかと思います。

酒類業者の陳情
また、お酒の製造販売業界からも、政府に対して状況は明らかに好転してきているのに販売禁止では納得がいかないということで、今回、かなり圧力をかけていたようですが、これも結局却下されたようです。

そして、新聞記事によると、政府の言い分は、ここで規制を緩めてお酒を飲んでパーティでもされたりしたら、またコロナの感染が広がるリスクがある、ということのようです。

しかし、政府がそこまでああだこうだと口を出すのは、いくら非常事態とはいえ、大人たちを少し子ども扱いし過ぎではないかと思うのですが…。

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