餓死寸前の象1
タイはコロナ感染者数も次第に減り、いよいよ今月末でロックダウン解除が始まる見込みとなってほっとしているところです。

昨日時点での累計死者数は47人と他国に比べれば圧倒的に少ないし、累計感染者数も2,792人です。しかもその内、2,000人が既に回復したので、現時点では800人弱しか感染者がいなくなっていますが、昨日で感染者数が10,000人を超えてまだ増加中の日本とはかなり様子が違います。

そういう意味では、タイはコロナ封じに大成功しているのだと思うのですが、昨日、友人のタイ人がFBでこんな写真をシェアしてきました。

コロナの影響で外国人観光客が激減した結果、各地のエレファントパークが大きな打撃を受けているそうです。

観光産業といえば、
私などはエアラインやホテル、観光バスといったビジネスをすぐに思い浮かべるのですが、もっとローカルなところで、タイ観光人気の1つ、エレファントパークでこんな影響が出ていると知って、ここで書いてみることにしました。

今、タイのエレファントパークでは観光収入が途絶えたために、与える食料が買えなくなり、
この写真のように象たちはやせ衰えて餓死寸前にまで追い込まれているそうです。

日本なら象はちゃんとした経営母体が運営する動物園に居るのがほとんどだと思うし、数もせいぜい数百頭なので、食料がなくて餓死寸前などということはまずないと思います。

しかし、タイの場合、おそらく何千頭もの象が多くの経営基盤がぜい弱な民間が運営するエレファントパークで飼われていて、観光収入がなくなった途端、えさも買えずに干上がってしまうのです。

餓死寸前の象3
何トンもあるあんなでかい象が、これほど痩せこけてしまったのを見ると、可哀そうとしかいいようがありませんが、今さら野生に戻してやっても生きていけないわけですから、象園のスタッフはなすすべもない状況です。

私も以前、アユタヤやパタヤにあるエレファントパークに行ったことがありますが、象使いと一緒に背中に乗って歩き回った後、バナナを買って鼻先に持って行ってやると、当然皮などむかずに丸ごと何本でも食べるのです。

いくらタイはバナナの値段が安いといっても、大量に食べないとあの巨体を維持できないわけですから、それなりの飼育費がかかります。

外国人観光客
それが、昨年まで中国人を筆頭に年間4,000万人もの外国人観光客が来ていたのが、突然の空港と国境の閉鎖で誰も来なくなったのですから、小規模経営のエレファントパークはたちどころに収入が激減し、象たちもみるみるうちにやせ細っていくのです。

正直、来月からロックダウンが解除され、海外からの渡航が再開されたとしても、今後世界経済が大恐慌並みの不況に陥るといわれている今、数千万人もの観光客がすぐに戻ってくることなどまずありえません。

そうなれば、こういうエレファントパークの多くは閉鎖するしかなくなるし、この象たちの命もいくらも先がないのかも、と思ってしまいます。

では次回、この写真に添付されていた記事の内容を簡単に訳してみます。

次回に続く

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