タイランド太平記

タイの政治、経済、文化、生活等、自分が興味を持ったことを、自分なりに解釈して書いています。

欧米での海外不動産開発の仕事に20年以上携わってきましたが、アーリーリタイアして、タイに住み始めてもう10年目。
タイに興味がある、タイが好き、将来タイに住みたいという人のために、ジャンルを問わず、不動産のこと以外で思ったままのことをこのブログで書いてみることにしました。
光があれば影があるように、タイにだって悪いところはたくさんあります。
その結果、やはり日本の方がいい、他の外国の方がよさそうだ、と思う人もいて当然であり、人それぞれですが、その判断の参考になればと思います。

2020年05月

ゴールドラインは中国製無人電車で大丈夫?

ゴールドライン3
経済紙のプラチャーチャート・トゥーラギットの記事によると、いよいよゴールドラインが10月下旬には開通する予定で、中国から購入した電車(というかバス?)3つのうち、1つが先に届いたので、来月から早速試運転を開始するそうです。

それと、これはタイで初めての無人電車で、とりあえず2両編成の列車が3つ、つまり6台の車両が10月から自動運転で運行されることになります。ただ、電車とはいいながら、見ての通りタイヤ走行なのでどうも違和感が残りますが...。

関西国際空港でターミナルへ向かう時に乗るタイヤ式無人電車のようなものだろうと思いますが、それなら日本製を使えばよかったのに、と思ったりもしますが、やはり中国製との値段の違いですかね。

ゴールドライン2
ゴールドラインは第1フェーズでは川向うを走るので、外国人不動産投資家にとってみればあまり重要性はないのですが、アイコンサヤームに駅が直結します。10月下旬といえば、コロナが収束して観光客が戻ってきている可能性も高いので、将来外国人観光客などが訪れるようになってくれば、非常に利用価値の高い路線になります。

ゴールドライン1
今の路線図を見ると、わずか3駅間を走る短い路線でわざわざアイコンサヤームの利用客誘致のために作られた新線のようにも思えてしまうのですが、アイコンサヤームはこの路線のために20億バーツ(70億円)以上もの資金を出したということなので、官民一体の開発だと思えば、それも納得できてしまいます。

ゴールドライン4
ところでこの列車、中国で製造したということですが、以前、中国では新幹線の脱線事故があったように、車両運行のノウハウに弱みがある中国製の自動運転で大丈夫なのかと思ったりもします。

もっとも、当面は全部で3つの列車しか走らないのでそんな過密な運行スケジュールでもなく、ガイドレールに沿って走るスカイトレイン方式なので、駅で停まらず通り越して行ったりすることはあっても、大きな事故は起こらないとは思いますが...。

ところで、やはり車両の信頼感や安全性という意味では、さっぱり路線としての人気はないものの、日本製新型車両が走るパープルラインに軍配を上げてしまうのは、やはり日本人としてのひいき目ですかね。

ゴールドライン5
さて、この車両は長さが13メートル弱とBTSスクムビットラインの電車に比べて小ぶりで、その分、ドアも2つしかなく、2車両連結での定員総数も137人とあまり旅客輸送能力はなく、文字
通りライトレールです。

私はアイコンサヤームにはあまり興味はないですが、9月には無料で乗れる試運転期間があるようなので、ぜひその時には乗ってみようと思います。

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ロックダウン解除後にタイ人が訪れたい場所、ベスト10

人気旅行先ベスト10
これは先日、現地経済紙であるターンセータギット(経済の基礎)に載ったコラム記事で、オンライン旅行予約のBooking.comが、今のコロナウイルスによるロックダウンの最中に行った、タイ人が次に訪れたいと思っている「夢の旅行先」についての調査結果、人気ベスト10です。

人気旅行先ベスト10 2
今は旅行が禁止となっていることから、それでも次には行きたいと思っている、文字通り夢の旅行先というわけです。

嬉しいことに、海外では人気1位に東京と3位に大阪が入りました。これだけ日本に興味を持ち、好んで来てくれるのはタイ人と台湾人ぐらいではないかと思うのです。

一方、中国人旅行者の間でも日本人気は高いのですが、彼らは13億もの人口を抱える大国なので、数の上ではタイや台湾を圧倒的に凌いできました。しかし、日本に興味があるとか、日本が好きだというのもあるでしょうが、爆買い目的というのもあり、一部で非常識な行動を起こす旅行者もいるので、人気の理由がちょっと違うような気もします。

さて、この調査結果で分かったことは、世界全体の旅行者統計と比べた場合、海や山のリゾート地を選ぶ旅行者の世界平均がわずか6%に過ぎないのに対し、タイ人旅行者の場合、21%がリゾート志向ということです。

だから、国内旅行のランキングを見ると、バンコク以外、全部が海浜リゾートかチェンマイの山岳地帯です。特に、意外にもパタヤ周辺の数か所に人気が集まっているのには驚きますが、あの辺はダイビングなどの海の娯楽やスポーツだけでなく、近くに乗馬をしたり家族で行くファミリーパークもあるので、タイ人に人気があるとのことです。

さらに、これもコロナの影響だと思うのですが、今回の調査では海外旅行より国内旅行の方を選ぶ人が増えてきていて、昨年の54%から72%に急増しているそうです。

人気旅行先ベスト10 3
そして、この3つのホテルが、タイ人旅行者が泊まってみたい宿泊施設トップ3とのことです。

フアヒンは、私はまだ行ったことがないのですが、さすが王様の避暑地だけあって、この写真を見るだけでも、リラックスして過ごせそうなよさそうなリゾート地に見えます。そのうち、ぜひ行ってみたいものです。

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PCがトラブったらお勧めの修理ショップ

グリーンショップ
今回はごく日常的などうでもいいような話を書かせてもらいますが、たまにはこういうのもバンコクでの暮らしの一端がわかっていいと思います。

実は3日前、いつもこのブログを書いているデスクトップPCの設定をいじっていたら突然、PCが作動しなくなり、にっちもさっちもいかなくなりました。

これは困ったことになったと、早速自宅のあるオンヌットからBTSに乗ってこのPCを買ったサムローンのショッピングモール、インペリアルワールドにあるグリーンショップという店に持っていったのです。

この店は3年近く前に、駅前のコンドミニアム、メトロポリスの工事進捗状況を視察に行った際に、ついでにインペリアルワールドの中をうろついていた時に見つけたものです。

そこの4階にコンピュータ関連の小さな店が集まっている一角があります。偶然、このグリーンショップに立ち寄り、いろいろと話を聞いていると、OSだけでなく私のようなタイのブロガーにとっては不可欠である
日本語、英語、タイ語の3か国語を縦横に使いこなせる設定にしてもらえるということで、しかもそれが、どんなソフトのダウンロードでも全部でたったの300バーツだというのです。

サムローンはまだまだ外国人も少なく英語もなかなか通じないのですが、むしろ片言の英語で対応してくれるほうがわかりやすい上に、愛想はあまりよくないですが、ちゃんと客のいうとおりに設定してくれるというので気に入りました。

ちょうどその頃、それまで5年ほど使っていたデスクトップPCがスローで調子が悪くなっていたこともあり、思い切って買い替えることにし、この店でCPUからハードディスクまで使用目的に応じて構成してもらったデスクトップを購入したのです。

それ以降、そのPCを使って、このブログや雑誌連載記事だけでなく、インストールしてもらった出版ソフトを使って「続・バンコク不動産投資」とそれ以降の著書をも書いてきました。

しかしそれが、3日前にセッティングの変更をあれこれしているうちに、PCが立ち上がらなくなり、すぐにこのグリーンショップに持って行ったところ、全てのデータはそのままでウインドウズ及びその他のソフトを全部入れなおしてもらったのです。そして、やっぱりそれも300バーツでした。

著書の原稿などのデータのバックアップを取っていなかったので、随分焦ったのですが、データは一切消さずにすんだので、本当に助かったと安堵しました。

サムローンはオンヌットの駅からだとBTSで6駅、わずか10数分とほとんど気にならない距離です。そして、この店はああだこうだと外国人である私の面倒くさい要求にもいちいち対応してくれるのでお勧めです。

別にこの店から宣伝を頼まれているわけでもありませんが、日本人の多くはBTSスクンビットライン沿線に住んでいるので、
もし自分自身のパソコンに問題が生じた場合、修理費の高い街中のパソコンショップに持っていくより、サムローンまでちょっと足をのばしてインペリアルワールド4階のグリーンショップを訪ねてみることをお勧めします。

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タイ航空の再建はまだ道半ば(その2)

タイ航空破綻2
さて、前回から3日ほど経ち、その間にも進展があったので、それも含めて書いています。なお、タイ航空の問題についてあまり知らない人は「誰がタイ航空をこんなにした?」で2回にわたり解説しているので読んでみてください。

まず、これが現在のタイ航空の財務内容です。コロナウイルスのロックダウンによるこの数か月の空港閉鎖で、ほとんどの便が欠航になったことで収入が途絶えました。その上、労働組合が強いこともあって従業員を解雇できないため、この半期だけで181億バーツ(約600億円)もの赤字となる予定です。

その結果、資本の部がマイナスに転落し、とうとう債務超過状態となります。すなわち、のれん代や含み益といった目に見えない資産価値を除いたバランスシート上の企業価値はゼロということです。

これを会社更生法で再建しようというわけですが、不動産会社やホテルなどはビルや土地の含みがあるので、会社再建の足掛かりにもなりますが、国営航空会社が不動産投資をしているとは思えません。

先日、破産したレナウンなどは業歴も長いので、もしかすれば、不動産も保有していて担保余力があるかもしれませんが、タイ航空は飛行機も全部リースで、大きな資産価値のあるものはほとんどありません。

これで会社再建といっても、前回書いたように和議や民事再生と違って
更生の場合は、会社再建の計画に債権者の合意が必要です。

さらに、昨日、偶然
パキスタン航空の旧型航空機、エアバスA320がカラチ市の住宅街に墜落しましたが、誰がタイ航空をこんなにした?(その2)」で海外のアナリストが指摘しているように、タイ航空もいまだに同じA320やA340という、安全性でA380のような新型機に及ばない旧型機を使っています。

従って、早急に新型機種への更新が必要ですが、そのためにはさらに大きな資金が必要になると同時に、それを整備できるだけの技術の習得も必要という課題もあります。


今のところ、海外の債権者は破産裁判所による会社更生に賛同しているということなので、とりあえずは前に進みそうですが、こういった課題が多いだけに、実際の再建計画が出た時点で反対するところが出てくる可能性は大いにあると思っています。

いずれにせよ、政府が持つタイ航空の発行済株式のうち、3.17%が既に第三者のファンドに譲渡され、タイ航空は民間企業へと移行し、会社再建に向けて動き始めました。

タイ航空
次に、2万人ほどいる従業員の3割を解雇することになりそうですが、同時に、硬直した人事制度の見直しをすることも必須です。

これについては、労働組合も当初は民営化には反対していましたが、結局、会社が倒産してしまえば、元も子もなくなるので、民営化と従業員の解雇や労働組合解散に同意しつつあるようです。

今の時点ではこんな状況ですが、タイ航空はすでに78億バーツもの資金ショートを起こしているわけですから、一刻も速く再建プランを策定し、裁判所と債権者に承認してもらう必要があります。

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タイ航空の再建はまだ道半ば(その1)

タイ航空破綻1
昨日、内閣は
ศาลล้มละลาย(破産裁判所)に対してタイ航空の再建を申請するという結論に至りました。

これは日本の「会社更生」法
に近いものだと思いますが、裁判所に任命された管財人がタイ航空の再建を行うというものです。

ただし、申請したからといって裁判所が単純に引き受けるものではなく、
タイ航空の会社再建計画や負債状況などの詳細をチェックした後、再生をする価値があると認めてもらえなければなりません。

もし、タイ航空が粉飾決算や不正な会計処理を行っていることなどがわかれば受理されず、そのまま倒産という場合もあります。

それに、海外の債権者も多いのでアメリカのチャプターイレブン申請も考えているようですが、これまでタイ航空は国営だから潰れないと信用してきた海外の債権者にしてみれば、裏切られたような気もするかもしれません。従って、簡単に再建計画に同意するかどうかもわかりません。

このように、会社の再建に乗り出すには、上の図にあるように、再建計画を裁判所と債権者に承認してもらわなければならず、タイ航空にとってはこれから2つ難関が控えているわけです。

ところで、私もずいぶん昔のことですが、不動産業界に転職する前に金融機関で働いていたことがあります。その頃の日本には「和議」法という非常に債権者にとって不利な法律があり、倒産した債務者にこれを申請されて受理されてしまうと、債権者は手が出せなくなったものでした。

今はそれがあまりに債務者を保護し過ぎるということで「和議」はなくなり、代わりに「民事再生」法というのができていますが、それでもこれは、既存の無能な経営陣がそのまま会社の再生を任されるというものであり、債権者にとっては不利な法律です。

しかし、今回の決定が日本の会社更生法に相当するものであれば、タイ航空にとっては、「誰がタイ航空をこんなにした?」で2回にわたって書いたように、政治家や軍人を中心とする官僚の利権を断ち切ることができると思います。

それともう一つ、これまで会社経営のネックといわれてきた労働組合の問題がありました。これまでタイ航空の株式の51%を持つのがタイ政府ということもあり、タイ語でいう「カーラチャガン」、つまり、公務員と同じ法律が適用されていて、従業員の人員整理や解雇ができませんでした。

しかし、今回の会社更生ではタイ政府の持ち分を2%落とし、49%にするということのようです。それであれば、タイ航空は民間企業となり、管財人は不要な従業員の整理ができるし、非効率な人事が指摘されてきたタイ航空の人件費削減も可能となります。

ただし、この民営化に対しては、労働組合がその既得権を失いたくないので猛烈に反対しているようです。

次回に続く

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タイのゴルフ、これからのニューノーマル!

ゴルフ ニューノーマル
現地の新聞、プラチャーチャート・トゥーラギットに、コロナ後のゴルフに関する、タイのニューノーマル(新常識?)の記事が載っていました。

先日、やっとゴルフが解禁になり、連日ゴルフ場や練習場が大勢の人で賑わっているものの、同時に、コロナ対策の新ルールは不便で面倒臭いと感じている人も多いようです。

もっとも、これについては、以前、私も「コロナ後の新ゴルフルール(その3)」で、この炎天下でいろいろな新ルールの制約を受けながら、しかもマスクをしてやるゴルフはあまり楽しくないのではないか、と書いたところでもあるのですが…。

いずれにせよ、これからはこれがタイのニューノーマルになるので、ゴルフをしたければ従うしかないということで、前回といくつか重複しますが、そのニューノーマルとやらを、以下に箇条書きにしてみました。

1. 各ラウンドは10分以上のインターバルをおいてスタートすること。

2. 必ず2メートル以上のソーシャルディスタンスを取る。これが嫌ならゴルフは諦めるべき。(ここには書いていませんが、当然、常にマスク着用です)

3. ゴルファーは自分専用のアルコール消毒液を持ち歩くこと。

4. ゴルファーはゴルフ場にティーオフの時間よりあまり早く来てはいけない。他のゴルファーに近寄ったり、話すことになるから。

5. ロッカーが閉まっているところがほとんどなので、ゴルファーはコースに着いたらすぐにプレイできるように、家を出る時にゴルフウエアを着てくること。

6. 他のゴルファーのクラブやボール、持ち物に触ってはいけない。また、パットの時もピンには触らず、ピンを抜かないでプレイする。

ニューノーマル3
7. バンカーの砂を平らに戻す時はレーキ(熊手)に触れてはいけない。また、ほとんどのコースではレーキを取り除いてしまうので、自分のゴルフクラブか足で砂を直す。

8. ゴルファーはナイスプレイをした時も、他のプレイヤーと握手をしてはいけない。もし触りたければ手を握ってグーのままでぶつけ合うか、もしくは肘どうしをぶつけ合うこと。

9. ゴルフカートを運転する時は、まずハンドルをアルコール消毒すること。

ニューノーマル
10. コース上で唾を吐いてはいけない。もしどうしても唾を吐きたい場合、コースから離れたところまで行って吐き、上から土をかけて埋めること。

11. ゴルファーは食べ物と飲み物を持参すること。また、自分のゴルフクラブ、ボール、グローブをプレイの間、適宜消毒すること。

12. ゴルファーはプレイ中に不要な会話や大きな声での会話をしてはいけない。また、プレイが終われば速やかにゴルフ場から立ち去ること。

以上、これがこれからのゴルフのニューノーマルであり、最初は窮屈に
感じるゴルファーもいるかもしれないが、やっているうちに慣れてくるはずである。

ということなのですが、一緒に回っている他のメンバーと雑談をするなとか、握手もするなとかいわれると、コミュニケーションの楽しみがなくなって、あまり面白くなさそうですが、本当にやっているうちに慣れるのですかね?

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タイで広がる「善意のクーポン券」

善意のクーポン1
前回、タイ全体で広がっている「トゥーパンスク・幸せのキャビネット」のことについて書きました。これはもともと欧米で始まった運動で、それがタイでも受け入れられて全国的に広がったのですが、中のものを心無い連中に盗まれてしまうという問題もありました。

善意のクーポン券6
もっとも、そんなリスクがあることは、みんな最初から承知していたことなので、これが原因でやらなくなったということでは全然ないのですが、チュラロンゴン大学の学生たちが別なやり方を考え出したところ、これがタイ国内で広がりつつあります。(注:マヒドル大学の学生が始めたという記事もあります)

善意のクーポン券2
最初は、彼らが少額の資金を出し合って手作りのクーポン券を作り、それを路上の屋台や食堂の店先に貼らせてもらい、お金がなくて食べ物も買えない人がやってきたら、その店先でクーポンを引きちぎって渡せば食べ物と交換できるというものでしたが、これが広がっていったのです。

善意のクーポン券5
ところで、先の「幸せのキャビネット」は生活に困っている人が食べ物を得られるというメリットがあるだけです。

一方、実はこの「善意のクーポン券」には、ロックダウンで多くの人たちが収入がなくなり、屋台飯を買うことができなくなった結果、その屋台のオーナー達も生活に困ってしまうという共倒れのような状況になっていたのも助けるという2つのメリットがあるのです。

善意のクーポン券4
つまり、屋台のオーナーはこの写真のように、善意のクーポン券を購入してお金を寄付した人から前もって代金をもらえるので、
収入になるわけです。

これであれば、店主の前で食べ物に困った人が自分の分だけのクーポン券をちぎって渡すわけですから、
夜中に全部盗まれることもありません。

コロナの影響はこんなところにも!(その2)」で生活苦のために2人の子供を置いて自殺した母親のケースを紹介した時に、「政府の、我々は誰も見捨てない、はずの支援も、その申し込みがネットでやることになっているので、スマートフォンも持ってないような貧乏な人は申請も難しいらしく、こうやって洩れる人もいるのだろうと思います」と私も書きましたが、このチュラロンゴン大学の学生たちも、仕事がなくなってホームレスになった人や80歳を過ぎたような高齢者たちで、政府の支援の申請さえもできなくて漏れてしまった人を助けるために始めたということです。

今ではこれが全国に広がって、屋台の前を通る通行人などが立ち止まって、クーポン券を購入して寄付をしてくれるようになっているそうです。

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”ビッグトゥ”大いに怒る

ビッグトゥ
Prime Minister Prayut Chan-o-cha has condemned those who emptied "pantries of sharing" and abused the public's goodwill, saying it must not be allowed to happen again.
プラユット首相は、生活に困っている人達のために市民が寄付した品が置かれているキャビネットから、食料等を盗み出し、その善意を踏みにじった連中に対し、こんなことを二度とするな、と厳しく非難した。

直訳するとこんな感じになってしまいますが、これだけではわからないので、もう少し説明を加えます。

パントリー2
今回のコロナの影響で生活苦に陥った人のために、市民が食料や衣料品を持ち寄って
ตู้ปันสุข(トゥーパンスク)、幸せの共同キャビネットとでも訳すのでしょうか、この写真のような小さなキャビネットに入れて路上で保管し、必要な人に持ち帰ってもらおうという動きが全国で起こっています。

簡単にいえば、日本の助け合い共同募金と似たようなものですが、地域住民の人たちがお金でなくて食料品などを寄付する、地元密着型の助け合いなので、もっと実感がわく助け合いだと思います。

しかし、これを狙って車やバイクで乗り付けて根こそぎ盗んでいく事件が各地で起こっているのです。

パントリー5
最近は、警察も出てきて、巡回したりしているようなのですが、夜中にきて全部盗まれたらもうわかりません。犯人にしてみたら、路上に置いてある鍵もかかってないキャビネットから寄付の品々を盗み出すのですから、いとも簡単なことです。

パントリー1
こういう心無い行いに対して、プラユット首相が、二度とこんなことをするなと怒ったという記事なわけですが、残念ながら、どこの世界にも他人の善意や困っている人の心の痛みがわからない、身勝手なことをする連中はいるものです。

中に入っているものといえば、水やママーと呼ばれるインスタントラーメンなどですが、そんなものでもまとめて全部盗めば、いくらかのお金にはなるのでしょうが…。

パントリー3
こういうところが、タイはまだ貧乏な国なのだなあと感じさせられる反面、タイ人はそれだけ敬虔な仏教徒であり、近所同士の助け合いやタンブンの心があって、この国の良さもわかります。

パントリー4
今回のプラユット首相の怒りは全くごもっともですが、こういう人間臭いところは悪くないですよね。日本でもし、こういうことが起こったとしても、安倍総理がいちいちこんな細かいことに怒るとは思えません。

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誰がタイ航空をこんなにした?(その2)

タイ航空5
さて、以下が外国人アナリストから見た現在のタイ航空の概要です。

1.雑誌フォーブスが昨年11月に出したコラムによれば、タイ航空はタイ政府が株主であり、観光立国であるタイにとってタイ航空は観光のシンボルでもあることから、どれほど赤字を出しても支えるので倒産しないと多くのアナリストが考えている。

2.タイ航空が2005年に購入したエアバスA340-500,A340-600が燃費の悪い航空機であり、かつタイ国内の政治的な騒動(黄シャツ事件)もあって、それまで40年間、黒字を維持してきたタイ航空は2008年に初めて210億バーツの赤字となった。

3.タイ航空の問題点
a. 多くの問題があるが、特にマネジメントが貧弱であり、かつ経営構造に問題がある。その結果、利益率が低く借金過多にもなっている。
(政治家や官僚の利権に基づく介入や労働組合の無理な要求のこと)

b.過去の決算書を見ると、2011年から2019年にかけて、売上はほとんど増えていない。それにも関わらず、販売管理費ばかりが2倍以上に膨らんでいて、売上高に対する比率も3.4%から7.5%に倍増と、経営効率が悪くなっている。

c.たびかさなる赤字で、2011年に627億バーツあった自己資本も、2019年にはわずか117億バーツへと減少。その結果、負債自己資本倍率は2018年時点で12.2にまで高まっている。
(注:健全な倍率は1~1.5。これは私の不動産投資ブログ「今や買ってはいけないバンコクのコンドミニアム(その3)」の中でも、この負債資本倍率が2.5を超えて販売在庫も100億バーツ以上あるところは、資金繰りがかなり苦しいので要注意デベロッパーと書きましたが、12.2倍というのは民間企業であれば論外です。しかも、もうすぐ債務超過に陥りそうなタイ航空に、国が保証してさらに借入れをおこすというのは相当なリスクです


d.管理体制が問題で、何を決定するにも政府の承認を取る必要があり、決断が遅すぎる。しかも、労働組合が強すぎて、細かい変更についてもああだこうだと足を引っ張るため、
今の航空業界で勝ち残っていく機動力がない。

e.技術的な遅れ。12機種もの航空機を持っている反面、それをちゃんと整備する技術がない。また、A380といった新型機種を導入しても、整備する技術力がないので、
A320やA340といった古い機種をいつまでも使っている。これでは、より安全な機種が選ばれる今の顧客ニーズを満たせない。例えば、シンガポール航空の平均機体年齢が7年7カ月に対し、タイ航空のそれは10年である。世界のエアラインとの厳しい競争を勝ち残るには、技術力の向上、新型機の導入が必要である。

f.
タイ政府がタイ航空の経営に口を出し過ぎであり、タイ航空は完全な民間企業になるべきである。

g.
子会社のLCC、タイスマイルとの住み分けができてない。

h.タイ航空はヨーロッパ直行便ルートが多すぎるので、減らすべきである。また、北米への直行便は持たない方がいい。

タイ航空4
以上ですが、こういうのがわかってくると、完全な赤字体質となってしまったタイ航空を生き長らえさせる為だけに湯水のようにお金を投入しても、結局このままでは国民の負担になって跳ね返ってくるのかもしれません。

賛否両論あるようですが、タイ政府を株主から外して政治家や軍人の利権から切り離し、100%民間にして真剣に会社再生をするか、さもなくば、いっそここで倒産させてしまうという2者択一の選択しかないのかもしれません。

(注:これらは、私がタイの現地新聞を読んでそのサマリーを書いたものなので、解釈を間違えているところもあるかもしれません)

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誰がタイ航空をこんなにした?(その1)

タイ航空2
以前、「タイ航空を救え?」で、タイ航空のことについて書きました。

私自身も前職でIB(投資銀行)のハゲタカファンドにいたこともあり、こんな不甲斐ない会社はもう潰れても仕方がないのではと思っていたので、どうしても救う必要があるのか、さっさと自己破産して解体売却した方が速いのではないのか?という意味のつもりでわざわざクエスチョンマークをつけて書いたわけです。

ただ、あまりタイの会社のことを外国人の私がああだこうだと批判するのはよくないのでやんわりと書いたつもりですが、やはり、私と同じように考える人も多いようで、今回の政府のその場つなぎの債務保証をめぐって各方面から批判が噴出しています。

実は国営タイ航空は51%が国が株主ですが、49%は海外のファンド等、民間セクターが株主なのだそうです。それであれば、彼らにしても2017年からの赤字続きに不満がたまっているのだろうと思います。

タイ航空3
これは私も知らなかったのですが、元財務相によれば、実はタイ航空はタクシン政権の時は、なんと5年連続で利益を出していて、中でも2003年には125億バーツ(410億円)もの利益を出したのだそうです。

タイ航空1
それが、次第に経営効率が悪くなり、2017年以降は連続赤字に転落。その結果、昨年のように世界的な海外旅行ブームでタイにも4,000万人もの外国人がやってきたにもかかわらす、世界のナショナルフラッグキャリアの中でタイ航空だけが赤字という、おかしな結果になっているわけです。

その上、今回は政府が救済のために債務保証して、500億から700億バーツ(1,700億円~2,300億円)もの借入をおこすというのですから、こんなのはドブに捨てるようなものだという批判が国内で起こっているわけです。いわゆる追い銭(おいぜに)というやつで、二度と戻ってこない融資です。

ところで、2014年5月22日にクーデターが起こって今の軍事政権になったわけですが、タイ航空の社外役員によれば、何とか経営を立て直すべく経営陣を刷新しようとしたものの、結局は政治家と軍人がその利権を離さず、どうしようもない状態が今も続いているというコメントも出ています。

そこで、海外のアナリストたちが今のタイ航空をどう見ているのかをまとめてみることにします。

次回に続く

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コロナ後の新ゴルフルール(その3)

プレイルール
ところで、ゴルフ場の中には、このようにゴルファーの事前審査を行うというところもあります。何をどう審査するのかわかりませんが、これにパスしなければ予約も受け付けないという厳格なルールを導入しています。

このように、政府の指針に沿った一般的なガイドライン以外にも、細かい点ではゴルフコースによってそれぞれまた独自のルールがあるので、その時は柔軟に対応するしかありません。

ゴルフルール4
また、ドライビングレンジ(打ちっ放し練習場)にも新しいルールができました。大体、ゴルフコースと同じですが、やはりマスクは必須で、シャワーも使えません。

私などは、打ちっ放しで1~2時間、たっぷり汗をかいて、施設内のシャワーを浴びた後、クラブハウスで飲むビールが楽しみの1つだったのですが、それもなくなってしまいました。

実は先日、私は1カ月半ぶりに隣駅にある都内のゴルフ練習場に行ってきたのです。マスクをしないとやらせてくれないというので、マスクをしてやったところ、昼過ぎだったこともあり、40度を超える猛暑の中、とても息が続かず、すぐにへたばってしまいました。

私が思うに、これは心臓によくないし、高血圧の高齢者などにはかなりきつく、健康によくないように思います。しかも、屋根の下で立ってやるドライビングレンジと違って、炎天下のコースに出て猛暑の中をマスクをして歩き回るのはもっと辛いと思います。


ところで、新ルールではカートは自分で運転し、大きなパラソルをパッティングの時も自分で持ち歩いたり、グリーン上では自分でボールを拾ってボールマーカーを置いたりと、今までキャディがやってくれていたことを、これからはほとんどゴルファーが自分でやらなければなりません。


ゴルフルール6
もちろん、キャディはキャディで上のようなコロナ対策の細かい規則が追加されているのはわかります。

しかし、今までと同じくキャディに300バーツ(1,000円)のチップを払うのに、実質、ほとんど一人でプレーしているような状況であり、これでは日本でプレイするのとあまり変わりません。しかも、これから雨季にかけての炎天下でマスクをしてやるわけです。

このプラチャーチャートのコラム記事では、「ロックダウン緩和後も今まで通りにゴルフを楽しめる。ただ、ルールが厳しくなっただけ」みたいなことを書いていますが、実際には、これでは以前ほど楽しくないように、私は思うのです。

少なくとも、日本からわざわざゴルフをしに来るのであれば、やはり、次の冬が始まる11月まで待つことをお勧めします。その頃には、この新ルールや規制も次第に緩くなり、もっと自由にプレイできるようになっているのではないかと思います。

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コロナ後の新ゴルフルール(その2)

ゴルフルール2
食事はファーストフードのような簡単なものしか出せないようです。それもレストランが閉まっているので、カートの中で一人わびしく食べるしかないのであれば、我慢して家で食べた方がよさそうです。

ただ、ロッカーも使えないということは、自分の荷物はどこに置くのですかね?まさか、カートに積んだままでプレイするのではないと思いますが。

最近は日本もそうらしいですが、要はプレイして終わったらシャワーも浴びずにさっさと帰れ、ということです。
しかし、シャワーを浴びずに長い時間をかけて家まで我慢するのも気持ちが悪いので、これからは名門コースより近場のコースの方に人気が出るかもしれません。

そういう意味では、車を持ってない私がタクシーでわずか10分程でいける海軍のパブリックコースなんかはクラブハウスのシャワーが使えなくても平気です。

その他には、予約なしでは駄目で必ず事前に予約を入れる、グループは最大4人まで、グリーンにオンした後のボールはゴルファーが自分で拾い、キャディはボールに触れないなどとあります。

また、ゴルフ場側のルールとして、キャディは終始フェイスシールドと手袋をし、ゴルファーのクラブのグリップに触れてはいけない、必ずクラブヘッドを持ってゴルファーに渡す、ボールにも触ってはいけない、1番ホールと10番ホールでゴルファーの乗ったカートを消毒するとか、ゴルファーをバイ菌扱いするような、いろいろとややこしいことが書いてあります。

もっとも、不特定多数の人がやってきてプレイするので、中には無症状の感染者もいるわけですから、キャディはできるだけゴルファーやゴルファーの持ち物には触らないようにするというのもわかりますが…。

ゴルフルール5
ところで、このロイヤルゴルフ・アンド・カントリークラブでは、プレイが終わった後にキャディにチップを渡す時にも、
การให้ทิประมัดระวังให้ใช้วิธีจ่ายทางระบบอิเล็กทรอนิกส์(キャッシュで渡すのでなく、エレクトロニックペイメントを使う)とあるようですが、ここのところは私には何のことか分かりません。

ただ、上にアップしたパブリックコースのルールでは、キャディが用意したプラスチックの封筒に現金を入れればよいことになっているので、なんだかんだいっても現金を渡せば喜んで受け取ると思います。

次回に続く

コロナ後の新ゴルフルール(その1)

ゴルフルール3
5月3日からいよいよゴルフが解禁となり、早速行ってきた人もいるかもしれません。日本などは、コロナが広がってから、むしろ安全なスポーツとして見直されているとの報告もありますが、これについては、以前、「ゴルフをやって10万人の雇用を取り戻せ!」でも書いたように、タイでも安全性とストレス解消のメリットが評価されています。

さて、タイではゴルフが解禁になってから、各ゴルフコースが政府の指針に沿った形でプレイのための新ルールを発表してきているので、今回は現地紙のプラチャーチャートに載っていた記事を紹介してみます。

将来、タイにゴルフをしに来たのにこんなの聞いてなかったと後悔しないように、参考にして下さい。

なお、ゴルフコースによって若干の違いはあるものの、そう大きな違いはないということなので、ここでは日本人ゴルファーに人気のあるロイヤルゴルフ・アンド・カントリークラブの新プレイルールを例に説明していきます。

ゴルフルール1
まず、体温検査でもし37.5度以上あるとプレイできません。暑いので案外体温が高くなるかもしれませんが、政府のルールである以上、仕方がないですね。

プレイする間、ずっとマスクを着用です。とにかくクラブハウスを含め、敷地内ではマスク必須です。しかし、普通に歩いていても息苦しいのにあの暑さの中、マスクをしたまま歩き回るのは結構苦しいかもしれません。間違っても、密着度の高いN95の医療用マスクなどしない方がいいです。

カートは一人で乗らなければいけません。ということは、キャディは後から歩いてついてくるということですかね?それなら健康のためにも、プレイヤーも最初からカートは借りないで歩きでプレイできるショートコースの方がよさそうです。

それと、パラソルはキャディに持たせず終始自分で持つ、ということですが、あの大きな傘をさしたりたたんだりは結構鬱陶しいと思います。

しかし、今はちょうど一番暑い時期で、傘をささないでいると熱中症になるので、あまり体力に自信のない人はやはり屋根があるカートの方がいいかもしれません。

私などは、カートに乗ってやるとどうもスポーツとして物足りないような気がするので、カートがマストでないところでは、基本的にカートには乗りません。だから、最初にキャディに、カートは使わないけどそれでいいか?と聞いてからキャディを頼むことにしています。

と偉そうにいってますが、実はドライバーが芯を食ったときにだけランを入れてやっとなんとか200ヤードに届くようになったばかりの、下手くそゴルファーなのですが…。

次回に続く


やっぱり出てきた緊急指令!

緊急指令
5月3日のお酒解禁初日のことで「集団感染リスクそっちのけでビールに群がる人たち」と題して、地元スーパーのお酒売り場で多くの人が我先にお酒をまとめ買いしようと奪い合いになっていたことを、私の体験を踏まえて伝えました。

その中で、「みんな一応マスクはつけているものの、熱気ムンムン、密集と密着でそれこそコロナ集団感染になっても仕方がない状況でした」と書いたのですが、やはり、これを政府は看過しませんでした。

警察派遣
早速、ソーシャルディスタンシングを徹底するようにという緊急指令の書状が全国に出されました。そして、警察や軍隊までがマクロなどの大きなショッピングセンターに動員され、昨日から厳しいチェックが始まったのです。

Shops across the country saw people buying beer, wine and whiskey in bulk, as a precaution against further prohibition, as the clock struck 11am, the earliest time alcohol can legally be sold.
「午前11時になると同時に、全国のスーパーマーケットではビールやワイン、ウイスキーを箱ごとバルク買いする光景が見られた。次にいつまた販売禁止になるかわからないことを恐れた消費者たちが、一刻も速くまとめ買いしようと集まった」

バンコクポストによると、5月3日のことをこう書いてあったのですが、やはり、朝令暮改のタイ政府のいうことをあまり信用していない、いかにもタイ人らしい行動だと思います。

多分、これが日本だったら、ここまでパニック状態になることはなかったろうと思うのですが…。

ビッグトゥ
それにしても、以前タイの新聞で、プラユット首相は執務室でよく怒鳴っている、ということを読んだのですが、5月3日のこの光景を見て、あれだけ注意したのに、わが国民はいったい何をやってるんだ、とさぞや怒ったことだろうと思います。

もっとも、一昨日のお酒の奪い合いを目の当りにしたら、こうなるのも無理はないと私も思いますが…。

追記:
“บิ๊กตู่” เตือน อย่าให้เห็นภาพแย่งซื้อเหล้า-เบียร์อีก สั่งจำกัดการซื้อ ถ้ามีอีกสั่งปิด-ไม่ให้ขาย แนะผู้ประกอบการตั้งเต๊นท์ให้รอ ลอความแออัด
“ビッグトゥ”の警告、「お酒やビールを争って買うようなことをさせるな!購入を制限しろ。もしまたこんなことがあれば、店を閉めさせお酒の販売を禁止する。店は外にテントを張って客をそこで待たせるなりして、密集を避けるようにしたらどうなんだ」。

このブログを書いたあと、プラユット首相が会見でこのような声明を出しました。気持ちが伝わるようにちょっと荒い口調に訳しましたが、やっぱり怒ってました。しかし、どうやらその怒りは消費者にではなく、お客を制御でなかった
お酒を販売する店側に向いています。

いずれにせよ、タイ人同様、我々も今のうちに十分買いだめしておかないと、
この分ではまた販売禁止になりかねないですね。

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集団感染リスクそっちのけでビールに群がる人たち

酒類解禁日1
昨日はバンコクの待ちに待ったお酒の解禁日でした。

そこで私もビールがなくなっていたので、久しぶりに午後にはビールが飲めると、お酒が買える時間の午前11時ちょうどに、オンヌット駅前のテスコロータスに行きました。

ちなみに、タイは日本のように1日中お酒が買えるわけではありません。法律で午前11時から午後2時まで、そして午後5時から深夜12時までしか販売しません。

ロータスまでわずか徒歩3分なのでもう少し早めに行けばよかったのですが、のん気にちょうど11時に行ったのです。すると、既にお酒売り場は人だかりでなかなか近寄れもしない状態になっていました。

上の写真は、私が行ったスーパーではありませんが、これと似たような感じの修羅場が繰り広げられていて、みんな一応マスクはつけているものの、熱気ムンムン、密集と密着でそれこそコロナ集団感染になっても仕方がない状況でした。政府がお酒解禁を渋っていたのが何となくわかります。

酒類解禁日2
この写真のように、ビールの大びんが1ダース入った重い箱を1人で何ケースも買う人が結構いるのです。私の前にいたタイ人のおばさんなどは、チャーンビールの箱を10箱近くもぶんどっていて、そこから動こうとせず、他のお客が通る邪魔になっていました。

それを1つ取ろうとした白人のおじさんに「触るな、これは全部私のだ」とタイ語で大声で怒鳴っていました。そんなに1人で買い占めたら、他の人が買えなくて困るだろうとも思ったのですが…。

たぶん、これは日本人が政府のいうことなど聞かず、我先にとトイレットペーパーやマスクを争って買った集団心理と同じです。ただし、タイではそれがビールになりましたが…。

お店の方も、1人1ケースまでと日本のように制限すればよかったのでしょうが、こんなことになるとは予想もしてなかったのかもしれません。

酒類販売許可3
もっとも、私は徒歩できているので、そんな重い箱を抱えて帰るわけにはいかず、何とかビアチャーンの大びん3本入りパックを1つだけ買えて、つつましく家に帰ったのですが、やはり、暑いタイではギンギンに冷やした上に、さらに氷を浮かしたビールですね。

ところで、ビール売り場で最初に売り切れたのが象のマークのチャーンビールです。私もこれが一番うまいと思うのですが、日本ではタイを代表するビールはシンハーだと思われているようです。

しかし、私の知る限り、お酒好きの人にあまりシンハービールのファンはいません。Hobsのベルギービールのようにスムーズで香りはいいのですが、上品なだけで日本人の好きな、のどもとをざわつかせてくれるあのシブがないのです。

このオンライン新聞、カーウソットの記事によると歴史的瞬間と茶化していますが、たぶん、そうなのでしょう。そして、これを見越したのかどうか知りませんが、首都圏の一部である、パトゥムタニー県だけは、独自の判断で昨日はお酒の解禁を見送りました。

どうしても買いたければバンコクに行って買え、ということで、自分の県内で集団感染が起こるのを避けて、落ち着いた頃に解禁するつもりなのかもしれませんね。だとすれば、賢い県知事ですが…。

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中古車市場暴落、買うなら今なの?

中古車1
コロナウイルスの感染が始まってからタイの景気は悪くなる一方で、車の販売も落ち込んでいます。特に中古車は個人業者が借地にテントを張ってやっている場合が多いので、資金的に体力もなく、あちこちで店を閉め始めているそうです。

ところで、
日本はお金持ちの人でも燃費のいい軽乗用車に好んで乗るし、最近は車なんか要らないという車離れも進んでいます。

一方、タイは中進国の罠にはまったまま、長期にわたって一人当たりのGDPが低迷していますが、それもあって、車はまだまだタイ人にとってステータスシンボルでもあります。

その結果、悪名高いバンコクの渋滞の中でも、わざわざ燃費の悪い大型車、アコードやカムリに乗ってさっぱり動かないスクムビット通りに乗り入れてくる人が多いわけですが、これも小さい車は貧乏くさいということで人気がないからです。

さて、そんな中、中古車市場で大きな変化が起こりつつあります。特にコロナウイルスで政府が非常事態宣言を出してから、仕事や収入に不安を持つようになった消費者が買わなくなり、中古車の場合、コロナの前に比べてお客が激減したそうです。

วิกฤติโควิด-19 ซัดธุรกิจ"รถยนต์มือ 2" อ่วม กำลังซื้อหาย 40% ไฟแนนซ์ยังเข้มงวดการปล่อยสินเชื่อ ผู้ประกอบการหนีตายยอมขายขาดทุน แถมตลาดป่วนจากการเทกระจาดรถใช้แล้วราคาตํ่าของธุรกิจรถเช่า

「コロナウイルスにより、中古車の購買需要は40%減少し、金融機関のファイナンスも与信基準が厳しいままである。その結果、中古車販売業者は生き残りをかけて赤字覚悟の値引きを行っている。その上、レンタカーで使用された車が格安で売り出されるようになり、中古車の市場価格全体をさらに引き下げている」

これがタイのビジネス紙、ターンセータギットに載った、中古車市場についての現状説明ですが、今までにこれほど中古車が安く買えたことはなかったので、車を探している人にはチャンス、と締めくくっています。

タイでは、お金持ちの人たちは余裕でファイナンスを組み、新車を買えるのですが、中古車を買う顧客の大半がミドルクラスであり、9割が銀行のローンを組んで購入するそうです。

これはコンドミニアムと同じで「完成在庫を狙って強気で指値交渉(その2)」で書いたように、ミドルクラスの実需層が買うのは300万バーツ(1,000万円)以下の廉価物件に集中するように、車に関しても中古車しか買えず、しかも現金買いする余力がないので、ローンを組むわけです。

しかし、最近は景気がさらに悪くなるのが見えていることもあり、銀行の与信も厳しくなっていて、多くの人がローン審査に落ちるのだそうです。

また、レンタカー会社がレンタカーとして使っていた車を格安で放出しているので、これがまた中古車市場の価格を引き下げるということですが、彼らはもうレンタカービジネスで十分元を取ったので、転売で儲けることより、さっさと簿価で処分したいのでしょうから、利鞘を取って儲けなければならない中古車業者では太刀打ちできないでしょうね。

中古車2
その結果、中古車の在庫が掃けなくなり、最近は資金繰りのために損切りをしてでも売らざるを得ない中古車販売業者が増えていて、ここも生き残りをかけ七転八倒しているわけです。

さて、この表がコロナ前と後の中古車実勢相場比較ということですが、なんか、不動産、特に今のバンコクのコンドミニアム市場にも似ています。3割程度の値引きにはもう驚かなくなり、損切りでも完成在庫を処分するデベロッパーも出てきていますが、中古車と同じく、コンドも今は時間の経過とともに価値が落ちていく資産になってしまっているので、不良在庫になる前に何とか早く売り払いたいわけです。

ちなみに、私はオンヌットの駅から150メートルのところに住んでいるので、普通は車は要らないのですが、たまに必要な時はいつも隣のバンジャークまで行ってレンタカーを借りています。

しかし、アメ車と違って、タイでは日本車は価値がなかなか落ちないので、もしそんなに割安で買えるのであれば、幸い、コンドミニアムのパーキングも空いていることだし、ゴルフの時にあると便利なので買ってもいいかなと思っています。

素人なので、この比較表の価格が本当に安いのかどうかはわかりませんが、3年落ちのトヨタ・ヤリスが380,000バーツから約3割ダウンの289,000バーツ(100万円)で買えるのであれば、私にとっては手頃でいいと思うのですが…。

中古車3
ただし、アメ車はやめておいた方がいいです。タイではアメ車はどんどん価値が落ちていって、転売が難しいと聞いています。

それに、最近、シボレーはとうとうタイから撤退を表明し、最大5割引きで在庫処分をしましたが、そもそも銀行が中古のアメ車にはローンを出さないケースが多く、今は安くても、結局、将来転売できなくなるので、あとで後悔することになります。

もっとも、アメ車が大好きで、ポンコツになるまで乗り潰すから構わないというのなら別ですが…。

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タイのブーズ業界、剛腕で政府を土壇場で動かす

酒類販売許可
昨夜、突然、政府からの発表で、明日からお酒の販売が許可されました。

酒類業者の陳情
ちなみにブーズとはアルコール飲料全般のことをいいます。つい2日前に、「お酒の販売禁止は5月末まで再延長!」でも伝えましたが、上の写真にあるように巨額の税金を納めるブーズ業界が、かねてからお酒の販売を解禁するように政府に圧力をかけていました。

しかし、それにもかかわらず、政府が販売禁止期間を5月末まで延長したことで、納得のいかないブーズ業界はその後も政府と執拗な交渉を続けているとは聞いていましたが…。

そして結局は、プラユット首相も彼らの剛腕に屈したというところだと思います。
もっとも、今回のように朝令暮改でアナウンスがころころ変わるところがタイであり、まだ今日1日残っているのでまたひっくり返ることもあるかもしれませんが…。

ただ、これにはプラユット首相のサインもされているということなので、その可能性は多分なさそうです。しかし、数日したらまた禁止になるかもしれないので、早めに買い置きだけはしておいた方がよさそうです。

酒類販売許可3

The decision represents a u-turn by the government, which said earlier this week that the alcohol ban would remain in effect until May 31.
「この決定は、つい先日、アルコール飲料は5月31日まで販売を禁止すると発表したばかりの政府のUターンである」

今回の突然の方針転換には、バンコクポストも“Uターン”という表現をして、土壇場での180度方向転換にあきれているという感じですが、まさに私もそう思います。

酒類販売許可2
さて、これが今回、政府が発表した官報のその部分ですが、それを抜き出すと、下の文章になります。

สำหรับร้านอาหารหรือเครื่องดื่ม ซึ่งจำหน่ายสุรา ให้เปิดได้แต่ห้ามการบริโภคสุรา หรือเครื่องดื่มที่มีแอลกอฮอล์ในร้าน

これを私が直訳すると、「アルコール類を販売する食品もしくは飲料の店は店を開けることができるが、アルコール飲料を店内で飲むことは禁止する」とあるのでややこしいですが、レストラン等の飲食店ではアルコールを出せないが、酒屋等で買って家に持ち帰るのであれば許可するということだと思います。


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非常事態宣言下の厳しい規制で苦しむ犠牲者たち

警備員の自殺3
最近、非常事態宣言下の厳しい規制の中で、仕事と収入を失ったり、ストレス等で自殺者が続出しているということで、「コロナの影響はこんなところにも!」や「タイでも続発するロックダウン・スイサイド」でもそのいくつかを紹介しました。

そして、実はバンコクでもつい最近、また悲しい自殺者が出て、これにはさすがに多くのタイ人も可哀そうだと同情し、政府への批判も出ているという事件がありました。

さて、ではこれから非常事態宣言の中、政府の規制による生活苦で、19歳で自殺を選んだ少女の話を少ししてみますが、いろんな新聞が書いていて情報が錯綜しているので、私が間違えて解釈しているところもあるかもしれないことを、予めいっておきます。

まだ19歳だった彼女のニックネームは“プラーイフォン(雨の終り)”といいます。バンコクの警備会社で警備員として働いていたのですが、それでも生後8か月の男の子がいて、田舎の両親に面倒を見てもらっていたようです。

警備員の自殺4
絵を描くのが得意で、特に人物画がうまく、しょっちゅう人の顔の絵を描いていたそうです。そして、自殺する1週間前にこのプラユット首相の似顔絵を描いてフェイスブックにアップしたのですが、その時に一緒に載せたコメントが、“私や他の貧乏な人たちはみんな生活苦であえいでいるのに、プラユット首相は心が冷たい”というものでした。

警備員の自殺2
She wrote, “It’s a drawing that I had no desire to continue drawing. I felt that this picture could be drawn on any paper. Since I studied, I have never seen any drawings that were low like this. I drew it in a fit of depression, having no money to buy milk for my child. Everything is sold at skyrocketing prices. I drew it in a fit of depression that I worked 12 hours a day and yet I have nothing left. I drew it with tears…..”

そして、この中で彼女はこんなことを書いています。“私が
絵の勉強を始めてから、この絵は最低の酷い出来だ。でも、もう絵を描こうという欲望も失った。物価がどんどん値上りする中、私は子供のミルクも買えない。持っていたものは全部売り払い、お金にした。1日に12時間も働いているのに、今の私には何もない。そんな絶望の中で、私は涙を流しながらこの絵を描いた”。

注:この後の展開についても書くつもりでしたが、話が生々しすぎるのでこのブログには相応しくないと判断し、ここまででやめておくことにしました。

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藤澤愼二 ฟุจิซาวะ ชินจิ

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